人生、やり直したい??
本日の話
始めるのに年齢は関係ない
昔はヒマさえあれば飲みに行ってましたけど、
今は空いた時間のすべてを落語に使うようになりましたね。寝る前も常に落語のネタを呟いて、飛行機や新幹線で寝るときも絶対にそうします。今ではそうしないと逆に寝付けなくなっています。
– 落語家 月亭方正(山崎邦正) –
お茶の間でみんなの笑いを取る人気者。
ダウンタウン、ココリコなど、周りの芸人にいじられて笑いを取る"いじられ芸人"。
芸人の中でもポジションが確立されている。
順風満帆な芸人人生を送っている。
そう思っていた。
そんな邦正に悩みがあるなど思いもしなかった。
いつも不安だったんです。
自分の力ではなく周りの方々のおかげで笑いになっているから、やっていることに自信が持てなくて。芸人として"滑り芸"なんて言われるのも不本意でしてたし...その時期は精神的に不安定で、枕を濡らしたり、ひどいときは枕に向かって何度も「ウワーッ!」と叫んだりしていました。 – 山崎邦正 –
落語に出会ったのは、40歳のとき。
桂枝雀さんの「高津の富」を聴いて、
「これだ」と思ったという。
そこから、
師匠を探して、
練習して練習して練習して、
初舞台の公演に立った。
自ら道を切り開いたのである。
今までは時間さえあれば酒を飲んでは
憂さ晴らしでもしていたのであろう。
今では時間さえあれば、
落語に没頭しているのである。
時間が許す限り落語に打ち込んでいるのだ。
そして、
50人集めるのがやっとだった観客も、独演会で800席を満席にするほどの人気となっている。
そんな落語家 月亭方正 も50歳を迎えた。
活動10周年、さらに飛躍していくだろう。
40歳から何か新しいことを始めること。
世間ではその年齢に
強い抵抗感を抱いている人々が多い。
「年齢的にムリだろう」...
「今から始めても遅いだろう」...
こんなネガティブな考えが蔓延している。
しかし、
問題なのは年齢ではない。
打ち込めるものがあるかどうかの問題である。
あなたは今後10年、
何に打ち込みたいだろうか?
打ち込みたい何かがあれば、
年齢を気にせず始めてしまえばいい。
年齢を気にして躊躇していたら、
人生、つまらないではありませんか。
本日の一言
年齢はただの数字。
始めたいときに始めればいい。
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