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期待、してますか?

期待する気持ち。

裏切られるのが怖い。失敗すると傷つく。やらなければよかった、と。なんであんなことしてしまったのか、と。過去を振り返ると後悔の念はいくらでも出てくるのではないだろうか。でも、不思議とやって失敗したことは後々になると後悔がなくなるものだ。むしろ、やらなかったことの方が後悔を引きずる。なんでやらなかったのだろう、と。もっとやっておけばよかった、と。でもね、時間はもう戻らない。どんなに願っても。変えることができるのは、未来だけだ。そして、“今ここ”から変えていかなければならない。

大事なのは、“今ここ”。今、何を考え、何をするか、である。“今ここ”の思考と行動が未来を作っている。行動を生み出すものは思考である。この場合、思考は気持ちと言い換えてもいい。未来に対して、どんな気持ちを抱いているかによって未来の形は変わるのである。そして、より良い未来にするためには、期待することである。最善の未来を期待することである。疑いの気持ちを捨てることなのだ。

疑う気持ちとは、失敗を恐れることである。失敗するかもしれないという気持ちに心が支配され、失敗した時のことばかり考えている状態である。疑う気持ちは行動にブレーキをかける。「できなかったら、やった分だけ無駄になるから、やらない方がいいや」と。「全力を傾けても上手くいかなかったら辛いから、最初から全力を出すのはやめよう」と。出し惜しみの気持ちが生まれるのである。出し惜しみしたモノから、最善の未来が生まれることはないのである。

一方、期待する気持ちとは、最善の結果を期待することである。最悪なことではなく、最善のことを思う気持ちで心がいっぱいになっている。最善の結果を期待すると全力を出しきることができる。全力を出せば、最善の結果を得られるのだから、未来に向けて、専心することができるのである。一意専心、全身全霊を傾けることができるのである。そして、全身全霊を傾けた先に最善の未来が作られるのである。

疑う気持ちは、持てる力を散財してしまう。期待する気持ちは、持てる力を集中させる。未来を疑うか、期待するか、で結果は変わってくるのである。あなたは自分の未来を疑っているだろうか?それとも、期待しているだろうか?もちろん、期待しているはずだ。未来を切り開こうと期待していない人がこの文章を読むことはない。だから、その期待が疑いに飲み込まれないように、期待に目を向けつづけ、最高の力を発揮してもらいたいのです。全身全霊で過ごす日々は気持ちいいものです。そして、その日々が最善の未来そのものでもあります。

“どんな未来に期待を抱き続けますか?”

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