【今日のリサゼイトトピック】人間が誕生するまで 5
5.人間の誕生
6500万年前に地球上の生物70%が絶滅した。その大絶滅の中から生き延びた生物が今度は主役となっていく。
メソニクス(カセツ類、6000万年前、哺乳類)が後にクジラ、牛、馬、ラクダを生み出す。
フォト
ミアキス(食肉哺乳類、3500万年前)が地上に降り、キノデスムス、トアルクトゥスに進化、のちに猫、犬を生み出す。
リカオン、ジャッカル、トール、キツネ、オオカミなどがいまれたのは50万年前である。3000万年前ネコ科の方はミアキスからニムラヴスへ。ヒョウ、ライオン、チーターは40万年前。虫を食べる哺乳類にもつレイ鳥類は原猿類からジョジョに進化して行き木から降りるサルたちが現れた。そして約400万年前サルが2本の足で立ち上がった(ホモサピエンスへ)遺伝子、骨格などは特にチンパンジーの幻想とそっくりである。
350万年前の人類アウストラロピテクス、アファレンシス(ルーシー)の骨格にはヒトが確かに木の上で暮らしていた跡がある。直立2足歩行になって重心が腹から腰に移り、より発達した脳が支えられるようになった。さらに腕で体を支えることによって咽頭が押しつぶされた発音のバリエーションに限りがあったが人の咽頭は広がり言葉の獲得が出来た。言葉はものを考えることも可能にした。こうして人は実に短期間で発展し地球に大きな影響を与える存在となった。
1万1千年前マンモスは絶滅、他大型哺乳類も大量絶滅。この頃氷河木の終わりが影響を与えた。またヒトの進出である。
ヒトが各地で発展するにつれて自然の流れから外れた存在となっていくのである。
『時間でみるヒトの変化』
4:23PM 人類誕生
5:20 アウストラロピテクス、アファレンシス
8:45 人が火を使い始める
10:03 ヨーロッパの猿 絶滅、太陽のエネルギー誕生
11:02 オオカミ、キツネ、誕生
11:14 ライオン、チーター 誕生
11:49 ホモサピエンス 誕生
11:57 ヒトと犬 出会う
11:59 マンモス絶滅
11:59:25 富士山誕生
0:00AM 現在
ヒトは発展するにつれ自然の流れが外れた存在となっていくのである。