スーパーチームKCCイージス史上初づくしの13年ぶり6度目のプレーオフ優勝
デイワン問題もあり異例のシーズン開幕。23年1月全州体育館の老朽化が原因で新シーズン開幕を目前とした8月に突如として釜山移転を発表。KTが20年まで本拠地にしていた社稷体育館を使用する事になり序盤の日程が変則的になりKCCだけ試合消化が少ない状態が続いた。
シーズンは、開幕13連勝のDBが最後まで走り切り1度も2位に落ちる事なく優勝。FAの目玉梁洪碩と문성곤 を獲得したLGとKTがそこに続く展開。KCCと現代モービスがシーズン終盤にポストシーズンを決めKCCは、前年王者のSKナイツを3勝1敗で下し四強戦では、シーズン1度も2位に落ちなかった金鑄城DBに1勝しか許さず’20-21シーズン以来10度目のチャンピオン決定戦へ
決勝の相手は、’02年から20年まで釜山を本拠地としていた水原KTソニックブームは、’06-07シーズン以来2度目のチャンピオン決定戦で釜山での開催もそれ以来。6強現代モービスに4戦、四強LGに5戦と苦しんで釜山に帰ってきた。リーグを代表するアイドルである許雄許訓兄弟のチャンプ戦での対決が実現。水原では、1勝1敗。18年ぶりとなる釜山でのチャンプ戦は、2戦とも1万人の観衆を迎えて行われKCCの2連勝で大手。5月5日の水原での第5戦は、70-88でKCCが13年ぶり6度目の優勝をきめた。
史上初の5位チームの優勝 KCCは、プレーオフ優勝は、6度目だがリーグ優勝は、4回うち3回は、20世紀の記録。
大田現代ダイネットで2回 全州KCCイージスで3回 そして今回の釜山KCCイージス
전창진監督は、東部で3回 KCCで1回目の合計4度目のプレーオフ優勝。KT監督時代は、現KT監督の송영진とは、KT監督時代は、監督-主将で師弟対決。
3都市優勝は、史上初。
SKナイツ (清州 서울 )
三星 (水原 서울 )
現代モービス(釜山、蔚山)
オリオン(大邱、高陽)
釜山を本拠地とするチームの優勝は、97年の初年度釜山起亜エンタープライズ(蔚山現代モービスフィーボス)続く97以来27年ぶり2度目。
許雄は、プレーオフ、リーグ通じて初のMVP。97-98シーズン許載に続く史上初の親子MVP達成。そのシーズンの許載は、史上唯一のチャンピオン決定戦準優勝チームからのMVP選出。月間ラウンドの親子MVPは、許訓が達成済み。許載は、リーグMVPを取っていない
李大成、이종현を含めた大型トレードで羅健兒(蔚山モービス、三星)を獲得。KGCから李政玹をFA獲得。高卒初のMVPにして年俸キング宋喬昌の兵役によりサラリーキャップに余裕ができたことで許雄(原州DB) 이승현(オリオン) の両どりに成功。このFAで李政玹が弾かれる。정창영(LG) は、KCCでさらに伸びた。李相旼がFA移籍して以来の復帰とともに三星より이호현が加入。宋喬昌の兵役復帰の年にその背番号2を与えて崔俊龍を獲得。代表級選手を揃えている事からスーパーチームと呼ばれる
リーグを圧倒したDB プレーオフを勝ち上がったKCC 名門の復活
プレーオフ優勝回数は、現代モービスの7回に次ぐ6回目。次いで’11-12シーズン初優勝の正官庄 が4回’07-08年3回目の優勝DBと’20-21年3回目の優勝のSKナイツ
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