AO推薦入試は併願可能か?併願校はどう決める?
AO推薦入試の「専願」と「併願」
MyAOでは2020年だけでも50名近くの方と面談をしてきました。その中でよく誤解されているのは「AO推薦入試は1つの学校しか受験できない」ということです。
AO入試や自己推薦入試は「併願できる」ことも多いです。併願は同時に他の大学を受験することもできるということです。
「併願」と書かれている場合は文字通りに併願できますし、「入学を強く望む者」や「第一志望校とする者」などと書かれている場合も併願ができるという認識で大丈夫です。
受験要項などに「専願」と書かれている場合に関しても、他に受験することを禁止するものではないことも多いです。第一志望としていて、合格した場合に入学を確約するという認識になるかと思います。各大学により表現等は違いますので、迷った時には、知識のある方に相談できるのが望ましいです。
高校の担任や進路指導部が間違っていることも!
塾生や面談の時に「担任の先生からは、この大学は併願できないと言われまして…」という声を聞くこともあります。でも、間違っていることも多いです。
AO推薦入試に不慣れな先生が、自分の解釈で「ダメ」と言っている場合や、一般入試(一般型選抜)を重視する学校側の独自の方針である場合もあります。
自分で調べることはもちろん、塾などに相談することも大切です。
場合によっては併願可能なのに「うちの学校ではAO推薦入試(総合型選抜)は1人1校までしか受けれないという決まりがあります」なんて、とんでもないことを言う先生もいます。それは「進路選択の自由の侵害」ですから、泣き寝入りせず、しっかりと対応することで認めてもらえるケースもあります。
併願校はどう決める?
まず、大前提として「自分の将来の夢」もしくは「学びたい分野」が定まっていることが望ましいです。入塾後の生徒とは、まずはそれを一緒に見つけることをする場合が多いです。
その次に、その夢を実現させるために必要な知識や、学びたい分野が学べる大学・学部を探していくことになります。
その際のコツや考え方は、こちらの動画が参考になります。
動画に出演しているのは、MyAOの講師の伊藤先生です。
AO推薦入試の受験計画
一般入試の場合も複数校(学部)を受験する場合が多いかと思いますが、AO推薦入試も同様です。専願の入試方式で受験する場合も、結果が分かった後に別の大学・学部を受験することは可能ですから、万が一に備えて準備しておくこともあります。
その際に「偏差値」ではなく、「夢や学びたいこと」を重視して大学・学部を決めていくことになります。しかし、AO推薦入試(総合型選抜)は英語の資格が必要とか、評定平均が必要…などと様々な入試方式があり複雑です。
だからこそ、「塾での進路相談」の必要性も高まっています。
書類提出の締切日時も、一般入試のピークよりだいぶ早いため、準備も早くから行う必要があります。9月頭に出願の場合、4月に準備を始めても4ヶ月程度しか準備期間がありません。
併願校を決めたり、併願校ごとに必要書類を準備・作成することになるため、想像されているよりも負担の大きい時間となるでしょう。
計画性を持って併願校の決定・書類の準備は行うようにしてください。
MyAOへのご相談も!
愛知・金沢・新潟にてMyAOは展開しております。
私たちにお力になれることがあれば、いつでもご連絡ください。