40代独女「サイドFIRE」でのんびり海外移住計画
好きなことってなんだっけ
いい天気の週末。
ここ最近、いつもYouTubeで海外移住した人たちのvlogを見て、空想している。ああ、私も海外で暮らしてみたいなあ。
友人が暮らすパリ、フィレンツェ、ニューヨーク、バルセロナ、ウブド 、ダナン、ベルリン ・・・。行きたいな。暮らすように旅して回った若い頃が懐かしい。
ここ数年、親しかった先輩や家族を立て続けに50代・60代という若さで亡くして、ちょっと、いやかなりショックを受けている。
少し前は、60代はもう老人で、なんなら50代からもう老後で穏やかに生きるものなんだと思っていたけれど、自分がそう遠くない年齢になってきたら、そうは思わなくなってきた。
ああ、まだまだ生きるんだな。でも、まだまだ生きれるとも限らないんだな。歳を重ねるということは、体は老いていくけれど、人生を達観して心穏やかに生きていけるということも、ないんだな。
なんなら今まではとは違った不安や悩みが生まれそう。
そんな現実を、淡々と受け止められる年齢になってきた。
だから、気になる
昔から、周囲の人に言われ続けてきたこと。
「もっと、自分の好きなことをやった方がいいよ」
「自信をもって、好きなことやっていいんだよ」
「もっと自由に生きて大丈夫」
「好きなこと、楽しんでやっているあなたが見たい」
「頑張りすぎなくていい。バランスが大事」
「本当は、もっとのんびり、おおらかなのに」
「ちゃんと生きようとしなくていい。自由に生きていい」
「本当の自分を見失わないで」
自分なりに人生あれこれ乗り越えて、それなりにワクワクして、しんどい時や凹むときもたくさんあって。まあ、こんなものなのかな・・・と思ってきたけれど、周囲はいつも心配そう。そして口々に「本当はもっと自由なタイプなのに、すごく窮屈そうに生きていて心配になる」と言う。
私のことを本当に理解している仲の良い人ほど、この言葉をかけてくる。
しかもけっこう真剣に。何度も何度も。
だから、気になる。
自覚はあるようで、ない。
だから、余計にやっかいな気がする。
だから、始めてみる
日記をつけてみようと思う。
毎日、自分が何を感じ、どう過ごしているのかを客観的に覗いてみようと思う。
正直、めんどくさくなって続かないかもだけど。
今、私は、海外旅行ではなく、海外で暮らしたいと思っている。
市場やスーパーで食材を買って料理をし、食べる。
学校に通い、語学を学んだり、料理やアートも学ぶ。
カフェでお茶をして、友達とおしゃべりする。
ご近所さんと、おはよう、おやすみを言う。
家に花を飾り、掃除して、夜は心ゆくまで読書する。
そういう普通の毎日を、いろんな国で過ごしてみたい。
これは、子供の頃も、20代の頃も、今も変わらない「やってみたいこと」であり、未だ一度も「やりたいのに、やろうともしてないこと」なのです。
生きてるうちに、元気なうちに、やっぱりやりたい。
せめてやろうとしてあげたい。自分のために。
人のことを、気にせずに
老後資金は足りるかな。貧乏で人に迷惑をかけるのは避けたい。
家族の面倒を見る役目は私なのかも。
好き勝手やって兄弟に面倒をかけないようにしなくては。
ダメ人間って周囲に言われたら家族に申し訳ない。
・・・みたいなことを考え始めると、とたんに何もできなくなる。
ところが、いざ書き出してみると、一見普通のいい人そうだけど、ただ臆病で、人の目を気にしているだけの人にも見える。
こういうの、大事。
いや、自分がお金の心配したくないだけじゃん、とか、見栄もあるんじゃないの〜と思ったりして。
そういうのが一切なくなって、海外のカフェでのーんびりお茶して、えへらっと笑ってる自分。あの自分を増やしていきたい。
これから、「サイドFIREしてノマドワーカーになって海外で暮らす」という目標に向けての準備とその間の毎日を記していこうと思います。
のんびりと。とはいえ、現実的に。