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ミャンマー人女性との婚活:失敗例と成功例


  • 年齢差は10~15歳くらい。

  • 人格重視(優男を好む傾向)

  • 日本人女性相手の婚活より、年収が200万円ほど低くても成婚可。

  • 遠距離恋愛になりがち。

  • 子持ちは不利。

  • 将来、女性余りとなり、競争率の低下が予想される。

↑を踏まえて、実際の成功例と失敗例を見てみましょう。なおプライバシー保護のために、年齢や事実関係を多少弄っていますが、大意は失っていません。

問題外

30代の男性に多いです。「お見合いの手順」のエントリで述べたように、弊社では、女性にお見合いの打診をする際、男性から実物に近く写りの良い写真を何枚かいただくことにしています。おそらくほとんどの同業他社が同じことをしていると思います。

が、この際、スマホで自撮りした写真を送ってくる男性が、ごくたまにいます。きれいに撮れているのであればまだしも、大抵の場合、スマホで顔の一部が隠れ、睨みつける感じになっています。

写真は女性に対する最初の挨拶です。いい加減な挨拶は、当然女性にも伝わり、写真を見ただけでお断りされる可能性大……そういう事情を知らないのかと思って、もっとマシな写真を送ってくださいと頼んでも、相変わらずヘンテコリンな写真ばかり送ってきて、最後には気分を害したのか、キャンセルを申し出てくるというケースです。

正直、お見合い写真も用意できないのでは、婚活以前の話で、一般常識を学び直して、出直していただきたい。結婚相談所の極北である弊社で通用しなければ、どこででも通用しないと思います。日本人女性相手の結婚相談所と弊社とでは、野球に例えればメジャーリーグと日本の地方独立リーグくらいの差があります。

要求が細かすぎる50代の男性

50代と言っても、いわゆるイケオヤジとも呼ばれる、ダンディーな中高年の男性から申し込みを受けることがあります。お見合いを希望する女性も、そこそこ現実的な選択で、年齢差を見た目の若さでカバーできる範囲内。

が、要求が細かい。細かすぎる。せっかく、年齢差を超えてお見合いを承諾してくれた女性に、お見合いの後ですが、あれやこれや細かい点をあげつらって、男性のほうから交際を断りするというケースがままあります。

傾向と対策」で述べたように、45歳のデッドラインを超えたら、意中の女性からお見合いの承諾を得られただけでも、かなりラッキーなのに、そのチャンスをみすみす自ら逃すとは……もしかしたら、本気で結婚相手を探していないのかもしれませんが、理不尽な理由で交際をお断りされる女性の心情を考えると、こういう男性は警戒してしまいます。

逆に成婚する50代の男性ですが、現実を見すえたうえ、シングルマザーの男性にお見合いを申し込み、相手の性格、金銭問題、子どもの教育方針などを確認した後、交際期限の3ヶ月を待たずに成婚に至るというケースが多いです。

同じ男性として、まことにあっぱれな、男らしい態度だと思います。そもそも相手は自分より10歳以上若い外国人女性なのです。嫁に来てくれるだけもありがたく思わなければとまでは申しませんが、男性のほうがより広い度量を求められるのは当然だと思います。

美人狙い

「外国人女性と結婚するのであれば、最高レベルの美人だけ」という意思が見え隠れするケースです。

こういうタイプの男性には2種類あります。①そう考えるのも当然の条件の良い男性と②そうではない男性です。

①の場合は問題ありません。しかし、②の場合は、いま一度、「傾向と対策」を読んで、自分の結婚相手としての価値を問い直す必要があります。②に属する男性でお見合いの申込みを断られたり、女性から交際終了を告げられた男性の中には、価値観の違いやコミュニケーションの難しさを理由に上げる人もいましたが、私の見たところ、女性に魅力がないと思われたことが要因です。美人の女性の男性に対する要求水準が高いのは、古今東西、変わるところはありません。

ちなみに②の男性の多くは、IBJ成婚白書(2023年度版)の成婚者の年齢や年収の条件を下回っており、日本人女性で相手を見つけるのに難渋していると思われます(だから弊社の門を叩いたのでしょう)。そしてASEANの女性の中で、いま一番結婚のハードルが低いのはミャンマー人女性であり、それこそが私が結婚相談所の極北と自称する所以です。ですから、ここで駄目であれば生涯独身も視野に入ってくるということであり、いま一度、胸に手を当てて、今後、自分の人生をどうやって充実させ、そして終息させていくかを考えていただきたいと思います。お断りされるのであれば、そういう女性は、自分の人生を充実させるには無縁ということなのです。

子持ちの男性

弊社に申し込みがあったのは、親権がなく、子どもとは別居のケースのみです。前述したとおり、ミャンマー人女性相手の婚活では、子持ちは不利に働きます。というのも、ミャンマーでは離婚がご法度で、たとえ男性側に非があっても、離婚すれば女性がずっと責められる社会だからです。ニ昔前の日本と同じですね。

というわけで、この場合も、男性に妥協が迫られるケースが多く、なかなか理想どおりとはいきません。以前、私が、バツイチ子持ちの男性に妥協を迫ったら、「ミャンマー人女性を選んでいる時点で妥協しています!」と言われたことがありますが、そのミャンマー人女性相手の婚活でも妥協を迫られるのが現実なのです。

とはいえ、ミャンマー人女性の中にも男性の離婚歴・子持ちという事情を気にしない女性もいます。あと同じ条件のバツイチ子持ちのミャンマー人女性もいます。大抵の場合、子供をミャンマーに残していて教育の問題は残りますが、教育費などは女性が自分で捻出する気まんまんですので、クリアできる問題だと思います。人生の荒波に揉まれているからか、精神的にも逞しく魅力的な女性が多いです。

これまで女性との交際経験がない男性

これについては長くなりますので、稿を改めたいと思います。

いずれにせよ、弊社に申し込んでくるのは、35歳以上の男性が多いのですが、みなさんには、これまでの人生とこれからの人生は全然違うことをいま一度考えていただきたいです。この後の人生は伸びしろがなく、体力も衰え、病気がちにもなります。そのような年代を1人で乗りきるのか、どんな人に傍にいてほしいのかということをじっくり考えていただきたいのです。

今回は以上です。

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