#094 腹黒小学生が企んでいたこと
2022.7.26.
小学校時代の自分は、かなり腹黒くて、
自分のことを「結構頭がいい」と思っていたし「結構スポーツができる」と思っていたし「結構発言力がある」とも思っていた。
※中学に入学してようやく井の中の蛙っぷりを知ることになる。今では小学校時代は黒歴史である。
それに加えてめちゃくちゃ負けず嫌いで向上心もあったので、勝ちたい、できるようになりたい、と思うことについては色々と作戦を立てていた。
その一つが、以前記事にも書いた「選抜リレー、ガチ勢」である↓
どうしたら運動会の選抜リレーで優勝できるのか、である。
そしてその他にも、腹黒小学生は企てていることがあった。
①学級委員になりたい(できれば推薦で)
目立つポジション、できる人のポジションといえば学級委員。
なりたいと狙っていたのだが、更に図々しいことに「立候補して学級委員になるのはガツガツしすぎててダサいから、できれば推薦でなりたい」という野望を抱いていた。謎の美学。
これを実現するためには…
★常日頃から様々なグループの人と関わり、顔を売る
★明るく元気な雰囲気を醸し出す
★ある程度勉強ができる
この辺りを押さえておく必要があった。
また、万が一立候補する人が他にいたらそっちが優先になってしまうので、もし立候補が出た場合は自分も立候補する。
…文字にすると本当に腹黒いなぁ。
②音楽の成績を「よくできる」にしたい
当時の音楽専科の先生はとても厳しい人だった。どのくらいの厳しさだったかというと…
忘れ物があると怒られるは分かるとしても…
前髪が目にかかっていたり、上履きの名前が薄くなっていると「やる気不足」とされ、音楽室に入れてもらえないこともあった。
もう、教室移動の前に上履きの名前をペンで濃くする人がたくさんいたほどだった。
授業も厳しかったが、それ以前に生活指導も厳しかったのだ。
…今の時代だと何かしら叩かれそうな話である。
そんな音楽専科の先生、成績も結構厳しくつける。
4年生から始まった専科の授業…「よくできる」が取れない!!!
どうしたら「よくできる」が取れるのか…???腹黒小4が出した結論は…
「音楽クラブ」に入る!笑
まさかのクラブに入って取り入るという作戦。
この後本当に5年生で音楽クラブに入り、一生懸命練習を重ね、先生の関係もできてくると…「よくできる」が取れるようになった。
今思えばクラブと成績の関係はあまりないだろうと思うが、そこまでして「よくできる」を取ろうとする自分の貪欲さにびっくりしてしまう。
ある意味、目標を達成しようと試行錯誤する力は自分の長所なのかもしれない。
(それにしても、成績のためにクラブ決める人いやだわ…)