#688 読書記録「逆転美人」ネタバレなし!
2024.12.10.
予約した本を取りに、読み終わった本を返しに…などという用事がある度に実家に帰っている。
本日は到着1時間前という急な連絡にも関わらずトンカツをご用意いただき、改めて感じる実家の偉大さ。
今回はそのギリギリに返却した本「逆転美人」についての感想を。
恐らくこの小説は、インスタの本紹介アカウントからリールで流れてきて気になっていたもの。かなり長いこと「読みたいリスト」に入っていて、ようやく図書館の予約が回ってきたのだ。
『美人すぎることは得では全くなくむしろ損なのである』と言い切る、シングルマザー香織(仮名)による手記の形式で物語は進んでいく。
少し前に、伊坂幸太郎さんの「フーガはユーガ」、湊かなえさんの「母性」を読んでいたので、この「逆転美人」を読み始めた段階ですぐ、
ああ…この「危うい語り手」タイプかー!!!不安になりながらも先が気になって読んじゃうやつだわー!
となった。
・美人シングルマザーによる手記
・追記
の2つの章に分かれているこの小説。最後に明かされる事実に、きっとページをめくる手が止まらなくなるはず!
ネタバレせぬように…と思って詳しくは語らないが、
『読みながら感じる違和感は大切にしよう』
とだけお伝えしておこうと思う。
誰かに話したくなるミステリー小説。
ぜひ読んでみてください♪