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社報やまびこvol11. 「挑戦」をテーマにしたイベントの学びが深すぎる


ヤッホ〜〜〜!


(初めての方へ:社報やまびこなので、基本的にヤッホ〜から始まり、ヤッホーで終わる、読者のことも「やまびこさん」と呼んでます。やまびこのように、大きな声で想いを発信して、それに共鳴してくれる仲間を増やそうという思いから、社報やまびこを発信しています。社員は今私以外いないので、読者は勝手にほぼ社員だと思って書いてますので笑、ぜひ社内会議に出た程で読んでください^^)


最近見た森の綺麗なデザイン

色々な登壇イベントが最近あったのですが、1つ面白かったイベントとして、「市長と語る、鎌倉での挑戦」というイベントについて共有します。
ALL鎌倉メンバーで虎ノ門ヒルズのCIC TOKYOにお邪魔し、お話しさせて頂きました。


登壇者は、鎌倉市の松尾市長、鎌倉市の高橋教育長、鎌倉市議の栗林さんと私の4名でした。(この並びに私がいるのは自分でも驚きです)

ニコニコしつつ、内心いつもドキドキする

ビジネスと教育の事例からということで、今回私は「ビジネス」の側面からお話しさせて頂いたのですが、登壇している皆さんのお話を聞いていて、「1番大切にしたい事から一貫してアクションを決める重要性」と、「挑戦の意味で使われる"イノベーション"と"温故知新"は似て非なるものだな」と感じました。(登壇者の一人でありながら皆さんのお話が面白かったので、いちイベント参加者のように聞いて感じたことをまとめます笑)

私の挑戦は散々Note.過去記事に書いているので、今回は割愛します(ぜひ気になったら読んでください♪)

運営と登壇者の皆様、ありがとうございました!


挑戦する時に必要な「大切にしたいこと」

参加者からの質問で教育に関する質問があったときに、教育長が「"炭火のように末長く自分の心に火をつけて、主体的に幸せを掴み取る人材を育てる"ということを大切にしている」とお話しつつ、様々な活動をシェアされているのが印象的でした。その活動がなぜ大事なのか、最初に話されていた「大切にしたいこと」から全ての実践が紐づいている、会社でいうMission, Vision, Valueのようなコアになるものに基づいて、日々の小さな意思決定がされていることが大きな夢やミッションを叶えるのに必要だなと、お話を聞いてて共感しました。

MYAKUの事業の原点から考えると「日本の森林や自然環境がよくなること」と「ビジネスとして成長していること」の両方を目指したいのですが、そんなに簡単な答えがなく、日々こんなサービスが良いのでは?いや、もはや私たちが大事だと思うことをやろう!、いや、お客様の声をもっと聞こう。と、試行錯誤しながら歩みを進めています。
私たちはまだまだひよっこなので、道半ばで日々模索して迷子になることも多々あります。^^;ですが、大切にしたいと思うことを大切にして意思決定をするってシンプルだけど難しいので、忘れないようにしようと思いました。


ちゃっかりキャンドルをテーブルに置いて宣伝^^


イノベーションと温故知新の違い

「自分の町で選挙が行われたときに、新しい移住者で挑戦した人が選挙に負けて、既存のプレーヤーが勝ち続けることで変わらない町の状況にモヤモヤする」と話していた青年が参加者にいて、個人的にわかるな〜と思いつつ、色々な事象が思い浮かびました。

出る杭は打たれるような状況は望ましくないけど、今までの歴史や伝統をここまで繋げてきた人たちに共感してもらえるやり方ってなんだっけ?という問いを考えた時に、もしかするとイノベーションと温故知新の考え方に違いがあるかもと電車で帰りながら思いました。

イノベーションとは・・・

新機軸。革新
新製品の開発、新生産方式の導入、新市場の開拓、新原料・新資源の開発、新組織の形成などによって、経済発展や景気循環がもたらされるとする概念シュンペーター用語。また、狭義には技術革新の意に用いる。

温故知新とは・・・
「過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見解をひらくこと。」

(小学館 デジタル大辞泉より)


「イノベーションしようよ!」と言うと、大抵の場合、既存プレーヤーの立場を無くす気がして反対する派と今までのやり方に納得していない賛成派に分かれてしまい、対立構造になってしまいますが、最初に過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見解をひらくと、多様な人たちが目指す方向性の中で共通解が出てくる気がしています。


(ちなみに余談ですが、私の小学校の体育館にあった掛け軸?は「温故知新」でした。笑)


林業は日本の産業の中でも歴史がとても深い領域なので、突然イノベーションをするのではなく、「最初に過去の事実を研究する」ことが大切だな〜と感じています。

最近弊社でイベントをして林業現場を学ぶ様子


数十年以上、私の人生を超える年数を現場で経験されている方々の知識を上回ることは一生をかけても無理だと思いますが、「現場で勉強させてください」とお願いして、現場に行く重要性を感じています。

(勉強したものをまだ何も返せず、直接恩返しができず、申し訳ない気持ちはあるので、この場でお詫びします>< いつか後世に返せるように頑張ります)


昨年の秋田県の能代出張


ちなみに、約1.5年かけて全国の林業(上流〜川下まで)15都道府県以上見学して、林野庁の方々の話を聞いて、国立大学の教授陣のお話を聞いて、林業界隈の社長さんのお話を聞いて、行政の林務課の方々と話して、数えきれないプレイヤーの方々に会いましたが、いまだによくわからないことや知らない単語が出てきて、???となり、本当に理解できるまではまだまだ修行が必要そうです・・・。

長野県出張時にヒノキについて教えてくれる会長様


オフィスの中であーでもない、こーでもないを繰り返さずに、まずは現場に行く、一緒に山を歩く、焚き火や食事をしながらディスカッションをする、賢い頭よりも、よく動く足が必要だと思い知らされる日々です。


誰かに選ばれて上に立つ人と起業家のリーダーシップの違い


最後に、このイベントでの1番の気付きと学びをシェアします。
印象的だったのは、松尾市長がどんな質問にもわからないと言わず、必ず丁寧に自分の想いや行政のアクションを説明して、回答される姿が印象的でした。
起業家は知らない事象に対して「わからない」「直感でそう感じた」「やってみないと」と言う風にロジカルに説明できないことは、説明できないと答えたり、最後は自分の勘を大切にすることも許される(気がします)。が、多くの投票によって選ばれたリーダーは、アクションへの説明責任を常に求められるし、その責任を果たすと言うリーダーの使命感を横でひしひしと感じ、とても感銘を受けました。

社員がいない、反対意見を常に言ってくれるような仲間に囲まれていない、厳しい環境ではない今に甘えず、「なぜやるのか」「なぜこれに大切な時間を費やすのか」聞かれても誠実に全員にわかる説明ができるような過ごし方をしようと思う良い経験でした。

市長と記念撮影!!ありがとうございます。


以上。

ヤッホ〜〜〜のテンションから程遠い内容でした。笑

今日のやまびこ、想いがありすぎてちょっと真面目、かつ長いです・・・。笑

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

GW後半も楽しくやっていきましょう〜〜〜!

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ヤッホ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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