社報やまびこvol17. 企業のサステナビリティ推進を支える企画開発事例
ヤッホ〜〜〜
秋がだんだん深まってきましたね。
社報やまびこ10月号は「企業コラボレーション事例」のご紹介です。
自社ブランドMYAKUや、ひのきキャンドルについて発信することが多いですが、弊社は企業様と一緒に森林保全や事業開発、サステナビリティ推進に関わっています。
今日は、企業事例としてファッションブランドを多く抱えるWORLD傘下のTHE SHOP TK様の「サステナビリティ推進活動」の事例をご紹介します。特別にTHE SHOP TKブランド企画担当者の清水さんにインタビューさせて頂きましたので、インタビュー形式でご覧下さい。
THE SHOP TKのご紹介
全国に約40店舗展開するファッションブランド「THE SHOP TK」は、WORLD傘下の1つで毎日がもっと楽しくなる。そんなきっかけを提供するファッションブランドです。
THE SHOP TKと共同開発した"ひのき香る芳香剤"
2024年に私たちは檜がもつ除湿・消臭効果に着目し、「ひのき香る芳香剤」を共同開発しました。お部屋の気になるニオイを消し、除湿の役割にもなるウッドチップと天然精油を活用しました。クローゼットやタンスのじめじめした密閉空間を優しい檜の香りで包みます。
共創のきっかけは「お客様目線で応援してもらえるサステナビリティ推進」
M-MYAKUとコラボしたきっかけを教えてください。
(以下M=MYAKUからの質問)
WORLDではサステナビリティ推進に取り組む為、全社で活動を進めています。私たちのブランドでは「Think About -私たちにもできること-」というテーマを設定し、サステナブルな調達や素材開発に励み商品開発を行っています。今回、弊社で開発したウォーターレスジーンズもそのうちの1つです。
商品開発も大切ですが、それをお客様にも丁寧に説明し発信していくことも大切だと考えていました。「Think About」というテーマをどうやってPRしていくのか試行錯誤している際にMYAKUに出会いました。
代表山本さんの話を聞いているうちに森林と縁が遠そうに見えるファッションだけど、環境を守りたいという想いは共通する点があると思い、ノベルティ開発を一緒にすることに決めました。
M-お客様や社内の反応はいかがでしたか?
お客様に弊社の取り組みを浸透させる良いきっかけになりました。ひのきの香りがとても良く、五感に訴えられかけるノベルティだった点も非常に好評でした。全店舗で予定配布数がすぐになくなり、お客様にも手に取って喜んで頂けました。環境配慮商品の購入者限定にノベルティをプレゼントしていたので、洋服とのストーリー性があって相性が良かったです。
「自分で選んだ服が環境に良い製品で、それを買うと森を守るために国産檜を使ったノベルティがもらえる」という点は、今までよりも更に発信力が高まり、お客様にとってお買い物の満足度向上にも繋がったように思います。
想像以上に社内でも好評で、販促の成果にも繋がっていることや、自社だけでは出来ない製品開発を一緒に行なったことで、全社でも取り上げられる活動になっています。
日本の森林とファッションブランドを繋ぐアイデアは「香り」
M-実際に商品を共同開発する中で印象的だったことはありますか?
まず、杉や檜など木の種類によって特徴や効能が違うことを初めて知りました。木の柔らかさや水分、加工のしやすさも触ってみないとわからないことだらけで、とても勉強になりました。
その中でも、檜は元々日本人に馴染みのある木で香りが良いことも知っていましたし、香りだけでなく、消臭効果や防虫など様々な効能があることを知って使い方の広がりを感じました。
ファッションブランドとして、服にまつわる課題やお客様のニーズは日々改善開発に励んでいますが、服の保管方法や保管する場所までご提案していきたいと思っていたので、檜がもつ香りのパワーや効能がお客様の課題解決にも繋がるのでは感じ、「ひのき香る芳香剤」を製作することに決めました。
サステナビリティの推進はまだまだこれから
M-これからブランドとして挑戦したいことを教えてください。
まだまだブランドとして、サステナビリティ推進は強化していきたいですし、私たちが環境配慮を意識して洋服作りをしていることの発信もやっていかなければと思っています。
その中で、今回MYAKUと新しいノベルティシリーズが作れたので次のシーズンでも新作製品と合わせて何か新しい挑戦をしていきたいですね!
楽しみにしています!
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清水さん、そして読者の皆様、お読み頂きありがとうございました。
企業様のサステナビリティ推進や森林に関わる事業開発支援にご関心あられる方はぜひお問い合わせください。