前のパート先をやめた時の話

前のパート先の話をしようと思う。


産休だったという人が戻ってきた。その人はあまり人あたりがよくなく、そのせいで何人か辞めているらしかった。
同じシフトに入ると、たった今帰っていったお客さんへの文句から始まり、この場にいない人への陰口になり、そのうち聞こえるようにわたしに対する文句を言いはじめた。
それなりに心の準備はしていたつもりだった。わたしに非がある部分もあったし、そこは言われても仕方ないよなということもあった。
でもまあこの程度なら不快ではあるがちょっと我慢すればやっていけるだろう、と最初は思っていた。

しかし毎日続くとなるとそれはなかなかしんどかった。
極めつけに、わりと仲良くしているつもりだった人が一緒になってわたしのことをコソコソ笑っていた。
このあたりから次の日に仕事があると思うと眠れなくなってしまい、仕事が終わって車に戻ってもなかなかエンジンをかけられず、家に帰ってからも何もする気になれずずっと横になるような日が続いた。
それでも心を無にして出勤していると、ある日「仕事終わってからちょっといい?」と言われなんかもうそれはそれはボロッカスに言われてしまった。
ここで角がたつのも嫌だなと思い「はい、すみません。気をつけます」と言って受け流そうとした。すると今度はそんなヘラヘラしてるからダメなんだと言われた。えっなに全否定?w

その日はなんだかとても辛くて、駐車場に戻るまでたった5分くらいの間も我慢できず泣きながら車に戻った。ああ、これ以上はもうダメだ。ダメなやつだ。雨が降っていてよかった。ありがとう地球(?)。
わたしは逃げるようにそこを辞めた。

逃げることは悪いことじゃない。Twitterでよく見かけていた言葉だけれど、これはきっと本当だと思う。
自分の心をズタズタにしてまでやらないといけない仕事なんてあるものか。あんなところにいて、あんな空気に染まってたまるか。似たようなやつら同士仲良くしていればいい。きっとそのうち客層だって似通ってくるだろう。わたしは絶対にああはなるまい。
社会人としてどうなの?みたいな事を延々と言われたが、あの人も広い視点で見たら人間としてはどうなんだろうか。わたしにはよくわからない。

しかし、まあそれも一理あるよなと思うこともあるにはあったので、普通なら言いにくいであろうことを面と向かって伝えてくれたことには少しだけ感謝もしている。
きっとなんでもバランスが大切で、憎まれ役をやってくれる人も世の中には必要なのだ。

もしかすると、彼女はああいう心をえぐってくるような言葉を投げかけられて育ってきたのだろうかと思うとなんだか気の毒なような気もするがわたしにはもう関係ないので何も考えないことにする。
彼女と彼女の子供が、その周りの人がどんな形であれそれなりに幸せだといいと思う。


 

ああ〜〜〜〜制服返しに行かないといけないのめちゃくちゃイヤだなマジでイヤだな行きたくないな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!?!?!?!

というわけで心の整理でした。現場からは以上です。あ〜〜〜ーほんと行きたくないなあ…w

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