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シャーペンにはご用心

こんにちは。そろそろ机周りが荒れてきたので部屋の掃除をしたいです、みうです。
教科書やら部屋着やらが散らかっている…かろうじて机の上にPCを開けるスペースが残っているのが奇跡……今週末どうにかします。
ところでちくわが食べたいですね(唐突すぎ)。小さい頃、ちくわを切らずにそのままかぶりつくのが夢でしたね(どうでもよすぎ)。

さて、本日は少し立て込んでいることもあり、短編でお届けします。


みなさんシャーペンって使いますでしょうか。
鉛筆派だという方、めっきり筆記用具を使わなくなってしまった方、色々いらっしゃると思いますが、誰しもが一度は使ったことのある筆記用具だと思います。
ちなみに私もシャーペンは頻繁に使います。最近はメモ書き程度ならボールペンを使うことが多いのですが、課題などではシャーペンを使って文字を書いていきます。

さて、そんなシャーペンですが…。

それは大学に入って間も無くのことだった。

写真も残っていないので曖昧な記憶でしかないのですが、確かにそれは大学に入学して1ヶ月も経たない、「新入生」の頃のことでした。
それまで無縁だった満員電車での通学、ネイティブの先生が進める英語の授業、使い慣れないPC…。慣れないことだらけでした。

当時はずっと友達といるよりは、1人でいて、たまに知っている友人に通りかかりに話しかけられる程度でいました(コミュ障)。
そんなある日、私は履修を登録すべく、要覧を見ながらあれやこれやと考えていました。
まだ必修の授業が始まってすぐで、まだ高校生気分(というより受験期が終わってからのダラダラモード)が抜けずにいた自分は「履修〜〜めんどくさ〜〜1年先のことまで決めるのめんどくさ〜〜〜」と思いながら要覧をまじまじと見つめていました。
先輩のつながりなどもないので、知っている人からこの授業はこういうことが勉強できるだとか、そういった情報も何もない中で、要覧とシラバスを見ながら必死に考えていました。

考えが煮詰まった頃、私は大きなため息をつきました。シラバス見てもわからん!と。
そして慣れない毎日の連続で疲れていたところに履修のストレス(?)が重なったその時でした。

履修のためにメモを作っていた、その右手に握られていたシャーペンの頭部分を机に押し付けて…

なんとなく気分でそのままカチカチとシャーペンの芯を出し続けて…(※フラグ)

上部に向いたシャーペンの芯を格納すべく右手の親指をシャーペンの芯に押し当てて…


芯を格納…


格納…





なぜでしょう…目をやるとそこには、まるでマスター○ードのように私の指にぶっ刺さったシャーペンの芯がありました(華麗なるフラグ回収)。


は?


目の錯覚かな?



ちくりとした程度で激痛ではなかったのですが流石に焦りました。
とりあえずそーっと引き抜いてみると、かなりの長さ(10mmくらい?)の芯がツーっと出てきました。ひえええ。こんなに入ってたんかお前。

そして完全に引き抜くと血が出てきました。まあ、当然ですね。


…っていうだけの話なんですがね。


ちなみにシャーペンの芯って黒いですよね。なぜシャーペンで文字を書けるのかといえば、「芯の中の黒鉛の粒が紙に強く擦り付けられるから」。
したがって指の中にも黒鉛の粒が強く擦り付けられてしまい、半透明のホクロみたいなのが永久的に残ってしまったそうな。めでたしめでたし。いや全然めでたくねえええ!!!



みなさんどうぞ、シャーペンの芯は、お疲れの時こそ優しくしまってあげてくださいね。
さもないと私のように、右手の親指を見る度にこの出来事を思い出す羽目になります(?)。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。