BOOK:ノーマン・ロックウェル画集
松本猛さん監修の「ノーマン・ロックウェル画集」。MOE BOOKS。
仕事関係の方が教えてくださった、ノーマン・ロックウェル。
実際にその絵を見て思ったことは、子供の頃(30年ほど前)のミスタードーナッツの箱に描かれていた絵だ、ということです。
古き良きアメリカ、という言葉が適切かどうかは別として、そう思えるような優しさと温かさを感じるイラストです。
ノーマン・ロックウェルのイラストに出てくる人々は子供も大人もみんな感情表現が豊かで、鑑賞者はその生き生きとした感情に触れることで、自分も同じように楽しくなるような、ほっこりするような、そんな気持ちにさせてくれます。
ふと思い浮かんだのは梅佳代さんの写真。ジャンルは違えど、人が見せる豊かな感情表現に触れると、なんだか嬉しくなるものです。普段感情を露わにすることがない大人にとって、そうだよな、人間ってこういうものだよな、と思い出させてくれますし、そうした感情の触れ合いこそが、面倒でも温かみのある人間らしい関係性ではないかなと思いました。
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