BOOK:人類の進化大図鑑
アリス・ロバーツさんの「人類の進化大図鑑」。河出書房出版社。
現代において人類といえばホモ・サピエンスしか存在していません。肌の色や目の色など違っていても、みんなホモ・サピエンスという同一種族です。
でも、古代にはホモ・サピエンスとは異なる「別の人類」が複数存在していたわけで、それってとっても不思議で興味深いことだと感じます。
この本は、いつの時代にどんな「別の人類」がいて、その姿がどうだったのか再現しています。表紙に載っているのは、中央が「サヘラントロプス・チャデンシス(700万年前〜600万年前にいた人類)」で、右が「ホモ・ネアンデルタレンシス(ネアンデルタール人、35万年前〜2万8000年前にいた人類)」です。
もちろん、その間も様々な人類が存在していて、例えば異なる人類が同時期に6種族も存在していたこともあったようです。この本を読みながら、それってどんな世界だったんだろうと思いを馳せると、何だかワクワクしてきます。
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