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#読書感想文
アリストテレスの「政治学」を読む #2
少し間が空いてしまいましたが、アリストテレスの「政治学」の続きを読んでいきたいと思います。前回は第一巻の第一章〜第七章まで読んだので、今回は第八章〜第十三章まで読もうと思います。
引用元の本はこちらです。(光文社古典新訳文庫って素敵ですよね!)
第一巻 共同体についての緒論と家政論(つづき)第八章 家政術と財貨の獲得術はどのような関係か
人間が上位の考え方ですね。「自然が作り出すもののすべて
アリストテレスの「政治学」を読む #1
2023年7月、光文社古典新訳文庫から、アリストテレスの「政治学」の新訳が出版されました!これは嬉しいです。
アリストテレスは古代ギリシアの偉大な哲学者で、その思想は後世に影響を及ぼしている…くらいのことしか知りません。が、以前何かの雑誌で、アルゼンチン生まれの政治家・革命家でもあるエルネスト・ゲバラが、戦場で読むためにリクエストした本の一冊だということを知りました。ゲバラのことが特別好きという
BOOK:神の詩 バガヴァッド・ギーター
田中嫺玉さん翻訳の「神の詩 バガヴァッド・ギーター」。TAO LAB BOOKS。
インドの叙事詩「マハーバーラタ」において、最終決戦を目前にして身内同士での戦いに意味を見いだせずに戦意喪失した戦士アルジュナに対し、神の化身であるクリシュナが語る内容が「バガヴァッド・ギーター」です。インド古典の中で最も有名な聖典だそうです。
クリシュナがアルジュナに対して何を語ったかというと、結局「戦え」ってこ