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my time cafe
2020年9月4日 08:27
綾辻行人さんの「十角館の殺人」。講談社文庫。先日ご紹介した島田荘司さんの「占星術殺人事件」については、「天才的な鳥肌もののトリックでド肝を抜かれる」と書きましたが、この作品は「最後の最後で、えっ…えぇ!?と自分を疑いたくなる」推理小説です。夏の合宿みたいな感じで集まった(すみません、この辺り記憶はあやふやです)推理小説好きサークルのメンバーが、この十角館で犯人の魔の手にかかってしまう…という
2020年9月3日 08:09
島田荘司さんの「占星術殺人事件」。講談社文庫。この推理小説のトリックほど、読者のド肝を抜くものはないと思います。天才的なトリックで鳥肌が立ちます。わりとド胆を抜きやすいトリックとして「叙述トリック」というものがありますが、この物語はそれではなく、純然たる真正面の(?)トリックです。この推理小説を、もっと早くに読んでいたら、本当に、心底ド肝を抜かれていたと思います。…というのも、僕が中学生