誰でもできるテロ対策①（伏せ方）

海外旅行のみならず、東京オリンピックなどの大型国際イベントでは日本でもいつテロがあってもおかしくありません。
そこで、個人で出来るテロ対策tipsをお伝えしていきたいと思います。

第1回目は『伏せ方』です。
『銃声や爆発音が聞こえたら伏せる』ということはそれなりに認知が広まってきたかと思いますが、意外と知られていないのが正しい伏せ方。
ポイントは以下の3点…

①音のした方向とは逆方向に頭を置くように倒れる
②両脚は広げる
③耳をふさぎ、目を閉じ、頭は横にして口を少し開ける

ひとつひとつ解説していきます。

①音のした方向とは逆方向に頭を置くようにうつぶせに倒れる
　⇒これは分かりやすいと思います。爆発の場合、破片等が飛んできますので、一番大事な頭を守るために外側に置く必要があるためです。
②両脚は広げる
　⇒これはなぜかというと、もし仮に大きな破片が飛んできて足にあたったとき、広げていることでリスクを分散するためです。もし両脚が同時に使えなくなったら逃げられませんので、片足だけでも使える可能性を高めるため、足は広げてください。
③耳をふさぎ、目を閉じ、頭は横にして口を少し開ける
　⇒爆発の場合は衝撃波が来ますので、鼓膜が破れないよう「耳をふさぎ」、空気の逃げ道を作って肺を守るため「口を開け」ます。また目を守るために「目を閉じ」てください。

はい、というわけでポイントは「知っていれば誰にでもできる」ことばかりです。
一度でいいので練習してみて、有事の際に実践してみてください！生存確率を少しでも高めましょう！

ちなみに日本では義務教育で防災訓練をみっちりとやるので、皆さん地震があっても落ち着いて机の下に隠れることが出来るかと思いますが、これ以外と海外では知られていませんので…地震があったときはパニックになってしまうそうです。そろそろ日本の義務教育でも対テロ訓練もやるべきだと思うのですがどうでしょう。