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自由設計研究室 設計者のご紹介②

阿佐ヶ谷ハウスの設計においては一級建築士事務所のコプラスとK.U.T.都市建築研究室と2社の建築士事務所が関わっており、お客様との関わりですとメインの窓口となり一緒に家づくりをしていくのがK.U.T.都市建築研究室と「自由設計研究室 #2 STEP0 設計者のご紹介」でご説明させて頂いております。今回はK.U.T. 都市建築研究室の丹野さんにお話を伺いました。

■阿佐ヶ谷ハウスにおける設計事務所2社の役割分担は以下の通りです
基本設計(設計のコンセプトや大枠を決定):K.U.T.都市建築研究室
実施設計(実際に工事を進める為の図面作成):コプラス
自由設計(お客様と一緒に家づくりをしていく):K.U.T.都市建築研究室
※詳細は「自由設計研究室 #2 STEP0 設計者のご紹介」をご確認ください

―これまでの経歴を教えてください

丹野: 独立しK.U.T.をはじめて42年になります。山形県で農家の長男に生まれました。小学生の時に将来は東京に行こうと志し、東京の大学で建築を学びその後スーパーゼネコンで2年ほど設計、その後いくつかの設計事務所で経験を積み、独立しK.U.T.を立上げました。

中平: コーポラティブマンションの設計をするようになったきっかけを教えて下さい。※コーポラティブマンションとは入居希望者が集まり組合を結成し、その組合が事業主となって、土地取得から設計者や建設業者の手配まで、建設行為の全てを行う集合住宅のことです。

丹野: 最初は木造住宅の設計などをしていました。ちょうど住んでいた都営住宅を出ないといけないタイミングがきて、ポストに投函されていたコーポラティブマンションのチラシを見て、説明会へ出かけそのコーポラティブマンションの組合に参加し自身が入居者となりました

中平: きっかけはご自身が入居したことだったのですね!?

丹野: 先駆けて大阪でコーポラティブマンションの事例がありましたが、その後首都圏を中心に長くコーポラティブマンションを手掛けてきた都市デザインシステムのまだスタートしたばかりの時期でした。自身が入居者となったことをきっかけに、その後都市デザインシステムがコーディネートするコーポラティブマンションの設計監理を担当するようになり、一緒になって仕組みづくりをし、様々な形でコーポラティブマンションに携わるようになり実績は24件になります。

中平: コーポラティブマンションに関して匹敵する経験を持つ方は他にいらっしゃらないかもしれませんね。コーポラティブマンションの特徴の一つが自由設計です。実際にご自身も経験者であり、設計者としても多数の実績。まさに自由設計の生き字引です!

―自由設計の魅力を教えてください

丹野: 自由設計を一度経験すると若い人が、人が変わります。家を買い自由設計をするというのは人生の一大事業です。自分について見つめ将来を思い描き、時には悩んだり、家族でケンカをしたり、密度の高い時間を過ごすと、自由設計を経験する前を後では人が大きく成長する姿を目の当たりにします。ですので、人生のうちで一度くらい経験してみてはどうかと思います。そして、何より家を作るということは楽しいことです!

中平: 自由設計の豊富な経験と人生の大先輩からのお客様へのあたたかいまなざしですね。ありがとうございました。

住宅の設計というのは個人の資産と暮らしを支える責任重大な仕事です。ましてや自由設計となるとさらにハードだと思います。実はとってもおちゃめな丹野さん。お客様もスタッフも、年齢もパーソナリティーも多様ですが経験に裏打ちされた余裕でウィットと共に受け止め、さりげなく導いていく。丹野さんと共に自由設計に取り組めば、ゆだねながら自分や家族と向き合い想いを実現させていく、振り返った時にかけがえのない充実した時間になるだろうと感じました。

左から コプラス設計者永久さん、丹野さん、K.U.T.設計者渡邉さん

※阿佐ヶ谷ハウスにおける自由設計受付期間は工事の進捗に伴い終了しております。

W 関電不動産開発 中平

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