暮らしレシピ#20 暮らしと音楽
音楽好きになったきっかけ
今でこそ、少し渋い仕事をしている僕ですが、実は大学生の時にレコードにハマってしまい、それからというものの大の音楽好きになってしまいました。
高校生の時、友人達はロックバンドをやったり、ダンスをやったりしていましたが、自分は楽器も弾けなければ運動神経もなかったため、あれこれ考えた結果レコードをかけるだけのDJならできるかな、という気持ちでレコード屋さんに通う様になりました。
大学生の時は夜通し、朝まで音楽が流れているクラブや、当時福岡のアップルストアが出来てそのビルの最上階のラウンジでDJのアルバイトをやっていました。
大学は勉強が楽しかったので、昼は極めて地味な学生生活を送り、放課後はレコード屋さんへ。夜はDJ、のような日も度々ありました。
一般的なイメージの激しいクラブイベントとは違って、ゆったりとしたBPMの曲がかかるイベントをよくやっていました。
20歳前後の僕の青春時代はその様なDJ仲間と過ごした日々がほとんどでしたね。
暮らしの中で聴く音楽
では今の年齢になって暮らしの中で音楽をどう楽しんだらいいのだろうか、とこの記事を書くにあたり考えてみました。
たとえば自分の部屋に誰か訪れたとします。
無音なら何か喋らないと、と場を埋めたくなりますが、BGMがかかっているとなんとなく無言でも気を使わず過ごせてしまうものです。
カフェでも音楽がかかっている場合がほとんどですね。
そういった意味で、気を紛らわせてくれて、リラックスする事のできる音楽環境が暮らしの中でまず大事なのではないかと思います。
音楽の探し方
普段から僕がやっている事があります。
セレクトショップやカフェなどに入った時に、
「この曲いいな、何の曲だろう?」と思う時があります。
便利なアプリでShazamというアプリがあります。
これはアプリを立ち上げて聞き取らせることによって、誰の何の曲かを教えてくれる便利なアプリです。
自分も街中のカフェや、ショップ、料理屋さん、スポーツジムなど様々な場所でShazamしています。
好きな曲がかかるから、という理由で訪れる場所もありますね。
とても便利なアプリなので気になった方はダウンロードしてみて下さい。
おすすめのオーディオ周りのアイテム
マンションで暮らしていると、特に東京だとオーディオ周りで広いスペースを使うことが難しくなります。
大きいスピーカーやアンプ、プレーヤーなど格好良く置きたいところですが、本気でやるとそれだけで一部屋潰れてしまいます。
そこで、いかにコンパクトに、かつある程度本格的に音楽を楽しめるかを考え、オーディオセットを組んでみました。
特徴的なことはスピーカー以外が全てBluetooth対応ということです。
Bluetoothとは無線通信の一種で、10mの範囲であればプレーヤー、アンプ、イヤホン、などケーブル無しで無線で繋ぐ事ができます。
Wifiとはまた違いますが、似たようなものですね。
アナログなレコードも聴きたい、でもスマホからでも音楽を聴きたい。
そういった方にお勧めなセットかと思っています。(まるまる僕に当てはまります。)
レコードが聞きたい時もスマホから音楽を聴きたい時も、どちらもELEGANTのアンプに接続します。
そこから通称YAMAHAの”テンモニ”ことNS10のスピーカーに繋げるのですが、低音が強く響かず高音、中音が鮮やかに聴こえます。
音の広がりも十分感じる事ができ、もう10年以上使い続けています。
もっと簡略化したい方へ
もっと簡略してシンプルにスマホから音楽を聴きたい方にお勧めなものが、このSONYのSRS-RA3000BM Bluetoothスピーカーです。
スマホとスピーカーをBluetoothで繋げるだけ。
こちらは低音もしっかりと鳴らすので打ち込みと言われるエレクトロミュージックなどと相性がいいです。
また360°方向へと音を拡散させ、どこにいても立体感と臨場感のある音質を楽しむことができます。
デザインも僕が使用している様な家具などと相性が良く、一見これがスピーカーなのかわからない様な、場に溶け込む様な印象です。
SONYは昔からですが格好いい製品が多いですね。
“わたしの部屋”で聴きたい曲
色々なシーンで聴きたい曲があり、その時の気分でも違うのでお勧めを考えることが難しいですが、
今回、阿佐ヶ谷ハウス「わたしの部屋」をイメージしてその部屋で聴きたい曲を選んでみました。
1989年、伝説となっているマルタン・マルジェラ初のショーで流れていた曲です。
1991年、松雪泰子さん主演のバナナチップスラブというドラマのエンディングで使われていた曲。Melodie Sexton Give Us A Chance。とってもマイナーな曲です。
これも映画のサウンドトラック、2009年、「脳内ニューヨーク」のサントラですね。
友人がかけていて知ったレコードです。レゲェ、と聞くと激しい曲をイメージされる方も多いかも知れませんが、この曲は切ないバラード調。こういったレゲェは昔から好きで集めていました。
いろんな人にカバーされている、これもオリジナルではないスティーヴィーワンダーの元奥さんが歌っているTouch me Take me。
いわゆるローファイビートという最近の流行りで、優しいイントロからズドンと低音が続く曲。「夏の間ずっとあなたに恋をする」という歌詞が最初から最後までループする曲です。今っぽいですね。
あるHIP HOPの曲の最後のメロディの元ネタになった小椋佳さんの「糸杉のある風景」。旋律が美しく歌詞も軽くて最近よく聴いています。
全部で7曲選んでみましたが、お好きな曲、あったでしょうか。
選曲も好き嫌いがあるので何とも言えませんが、「わたしの部屋」で聴くならやっぱりメローでゆったりした曲が合うのではと思います。
70年代から90年代にかけてのボーカルものが多かったので、需要があればクラシックだったりジャズだったりで選曲しても楽しいかも知れませんね。
機材であったり、探し方がわかるともっと音楽ライフの幅が広がるはずです。
ぜひ皆様の日々の暮らしの中に取り入れて頂けたら嬉しいです。
おわり
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LAPIN ART 坂本 大
現代のうつわと古美術骨董を取り扱うLAPIN ART OFFICE ディレクター。本プロジェクトを通して、自分の大切な物との向き合い方を、自らが描く理想の暮らし方とギャラリストとしての知見を掛け合わせながら提案する。
⬛︎ LAPIN ART ウェブサイト
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