わたしの部屋ができるまで #6 自分をアップデートする住空間
調度品が美しく見える「わたしの部屋」、その本質はものを見ることを通じて得られる自分の成長、その楽しみと考えています。
好きなものを選び飾る。
ものについて勉強し理解を深め視野を広げる。
選び組み合わせるセンスを磨く。
そしてまたものを選ぶ。
その中で自分自身が変化していく楽しみ。
ベースにあるのが空間の「心地よさ」ではないでしょうか。
「わたしの部屋」の心地よさの基準はこちらで設定しました。
緊張と緩和のバランス。その中では五感をフルに動かすことができると考えます。
調度品を集めることが好きな人の声
私たちは調度品を集めることが好きな人10人にアンケートを取りました。
テーマはデジタル時代の住宅についてです。
◇わかったことのポイントを以下の通り整理します。
①自らのアップデートのために収集している情報は文化教養から
ビジネスまで様々。
ビジネス・資格に偏らず、最も多いのが文化教養というのは象徴的。
②それらの情報はSNSからという人が100%でテレビからという人は
20%に限られる。
③理想の情報収集場所は最も多いのが自宅ソファ。
ただし現実は通勤途中という人が5人で最も多く、自宅の環境に課題が
あると推測。
④そしてテレビは不要という人は40%で、
テレビ視聴番組の種類はニュースを中心としは時事に関する情報が
メイン。
◇そして私たちの提案は以下の2点です。
①ソファを中心に美しくデジタル家電を使いこなす
②テレビを中心とした暮らしと部屋づくりからの卒業
ソファを中心に美しくデジタル家電を使いこなす
デジタル家電を美しく使いこなす上で課題になるのが充電のための配線ではないでしょうか。最近は在宅勤務の頻度も増え、パソコン・携帯電話それぞれ仕事用とプライベート用、それにタブレットなども加わると壁のコンセントから床をつたって配線だらけになってしまい、どんなに美しい空間の中で調度品を飾ってもだいなしになってしまうと思います。
そこで提案するのは、苦肉の策ではありますが、マルチメディアコンセント内蔵収納です。壁のコンセントから棚や台までの配線の露出を避け、デジタル家電を置くことのできる収納自体にコンセントを組み込みます。スマートフォンやタブレットはワイヤレス充電器を使えばさらに快適性は増すと思います。
それをソファの想定位置の隣に用意します。
ものを美しく見せる背景。その壁については少しでも広く確保したいのでソファは一人掛けをイメージしました。どんなに仲の良い夫婦でも案外ソファに横並びに座ることってないよねというメンバー満場一致の見解でした、笑。
テレビを中心とした暮らしと部屋づくりからの卒業
次にテレビについてです。ものを美しく見せる背景としての壁。それがテレビの配置によって隠れてしまうことがもったいないと感じアンケートで声を聞いてみたところ、情報収集はテレビからという人は少なく、またテレビから得ている情報はニュースや台風や地震の時などの緊急時がメインということがわかりました。貴重な壁を隠してしまうような高画質・大画面のテレビは不要なのではないか。心地よい空間とのバランスをとるのであれば、ポータブルテレビで十分なのではないかという提案です。
映画などを見るときは広い壁を活かして、プロジェクターを活用すれば画質は落ちるかもしれませんがより迫力ある映像を楽しめると思います。最近は小型化低コスト化し家庭でも扱いやすくなっているそうです。
ポータブルテレビ。朝食の時にダイニングテーブルに置いてニュースを見、夕飯の支度の時はキッチンに置いて夕方のニュースを、台風で心細い夜は寝室に持ち込んで最新の情報をチェック。
時間を効率的に使い必要な情報を収集する。
そして、本当に得たい情報を心地よい空間の中で、五感をフルに動かし得る。
「わたしの部屋」の現実的な提案です。
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最後に、アンケート結果を抜粋して紹介致します。
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