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『LikeA room[002]』
CLIE制作のオリジナルミュージカル。全労済スペースゼロにて。
1年前に上演の1作目を見たときも 、「演出の三浦さんは魔法でも使えるの?」と思うくらい引き込まれる素敵な作品だと思ったけど、やっぱ2作目も楽しかったー!
この舞台、何もかもオシャレ。演出はもちろん、舞台美術も衣装も音楽も照明も。役者さんは芸達者で皆さん綺麗な歌声を聞かせてくださるしお芝居もダンスもめちゃうまくて。ツボ。いうことない。何もかも好き。
舞台美術が!本当に!好きなんだよな!座る場所によって見える景色が変わるっていうのはこの作品のコンセプトの一つ、という風に聞いていているのだけど、まあ本当にめちゃくちゃセット動くしそもそもの作りが左右非対称だからね。変わるんだろうなあ。今回は下手側だったから、上手側でも見たいなと思ってしまう。もう1回でも2回でも全然見れる。なんで私は楽日の前の日に行ってしまったんだ増やせないだろ...
カラーボールを飾りに使うのも、パネルの柄が海の向こうの遠景なのも、くそ〜〜ずるい、おしゃれかよ!!!って唸らせられる。最高に好き。
衣装も、みんなド派手な柄ものだけど、だからこそ世界観に馴染むし、ミュージカルならではの華やかさも良い。Asuさんの音楽は言うまでもなく良い......うおおおお好きだ!!そんな沢山聞いたわけじゃないのに頭の中に残るメロディで口ずさんじゃう〜...
この作品の物語は、あまりに自然に謎を落としていくもんだから、ぜんぜん消化できてないのだけれど、だからこそ前作を見直したくなるし次作に期待が高まってしまう。きっと予想できないくらい大きな物語があるんだろうな、追っかけていくのが楽しみでたまらない。また1年待たないと!