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元小学校教員が語る「小学校の先生って正直どうなの?」Ⅱ

こんにちは。
前回の投稿にいいねしてくださりありがとうございます。
今回も小学校教員の実態を書いていこうと思います。

【職場の人間関係】
職場の人間関係はどの職業でもそうですが、場所によって全然違います。私が以前勤務していた小学校は仲は良くもなく悪くもなく、至って普通だったと思います。
ただやはりいろんな考えや価値観を持った人が集まっているし、ベテランになるほどそれぞれの教育方針を持っている方が多いので、ちょっとしたいざこざは多少あります。
ただ教師は、子どもたちに 成長してほしい・教育したい と思っている方が多いので、後輩の面倒見はすごくいいと思いました。分からないことや不安なことを相談すると自分の仕事を止めてまで聞いてくださる先生が多かったです。もちろん、相談するタイミングはきちんと考えていましたが。

周りの先生方のおかげでいろんな知識やスキルを身につけることができましたし、研修やプレ授業(他の先生がする研究授業と同じ次の授業を事前に行うこと)の機会を多くいただける環境下だったので授業の内容や進め方、話し方も短期間の間でかなり改善されていきました。

教員て私立以外は自分で職場を選べないので、運次第なところはあるかと思います。ただ、自分の今置かれている環境の中でうまく生きていくのも大事なのかなと個人的にはすごく思いましたし、良くないことがあるなら新任だからとか気にせず発言することも大事だと私は思います。

【仕事内容】
仕事内容は皆さんが想像するように子どもたちに授業をすることがメインです。しかし、その他の業務が多すぎるのが現実です。
子どもと直接的に関わることで言えば、授業の他には学級経営をすること、行事や校外学習の引率などがあります。
ただこれらを円滑に、怪我なく進めるためにはその裏で計画・準備をしなければなりません。そして何度も試行錯誤しながらようやく当日をむかえられます。
自分が学生の時には裏で先生方がこれだけ動いてくれているなんて想像もできないほどでした。
どの先生も「みんなに楽しんでほしい。子どもたちが一生懸命練習してきたことを存分に発揮してほしい。」と心から思っていますし、その気持ちをバネに遅い時間まで残業したり膨大な量のタスクをこなしていたと思います。

他にも学校全体の仕事として 校務分掌 というものがあります。
学校の年間計画を決めたり、安全点検をしたり、教員育成のために研修の予定を組んだり・・・
本当にたくさんの仕事があって、うちの学校では1年目の先生もどれかの仕事で主任を任されていました。(他の学校もそうなのでしょうか?)
私はクラブ活動の主任をしており、年間活動計画やクラブの廃止や設置を希望調査アンケートをもとに行ったり、計画書を作成して会議を行ったりしていました。

私は、仕事が多すぎて仕事の優先順位がわからなくなっていた時がありました。その時、「一番は学校全体に関わること、その次が学年に関わること、最後に自分のクラスのこと」と主任の先生に教えていただきました。これが必ずしも正しいと思っているわけではありませんが、もし読んでくださった方の中に悩んでいる方がいらっしゃるのならば参考にしてみてください。

次回は教員のメインの仕事と言える「授業」について書いていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!!



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