アイノとアルヴァ 二人のアアルト展
この前『TSUBURAYA EXHIBITION 2021』へ行った時、同時開催されていた『二人のアアルト展』のことを少しだけ。建築をかじった方ならば、アルヴァ・アアルトは有名ですね。建築のみならずプロダクトデザインも手がけていた、フィンランドが誇るデザイナー・アアルト夫妻の展覧会です。
妻・アイノが4歳年上です。二人での制作の時リードしていたのは、きっとアイノの方ではないかしら?二人で培った25年間は、世界中に影響を与えていますね。
妻・アイノが早くに亡くなった後、アルヴァはどんな気持ちで仕事をしていたのか、心境は図り知れません。でも、戦後のモダニズム建築の波に揉まれながら、最先端のデザインに挑んでいたことは間違いないのかな、と推察しています。
敬愛しあう相手に出会えて生み出したからこそ、空間に優しさ・柔らかさをもたらしたデザイン。アアルト建築の真骨頂です。私もその一人ですが、今もなお根強く愛され続けています。良きパートナーって、本当に大事ですね。
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