見出し画像

学生起業。休学。その選択肢を選んでも良いのか。

こんにちは、北海道の未利用食材から「食べられるお皿」OKARADASARADAを開発しています。

現役学生なので、このアイディアを実現させるために時間を確保したいのですが、両親の理解を得られず苦戦中です。

実は今年度の初めにも「休学したい」とは伝えていました。
ところが「反対」の一点張り。
スライドまで作って説明しましたが、あまり響かなかったようです。
…伝える内容が生活費など現実的なことだったから、変に頑なにさせてしまったのかなあ…。

これを受けて今年度は学業との両立と昨年度以上の進展を目指しましたが、キツイのなんの。
前期には学業もしっかり成績をとりつつ、夏休みに堰切ったようにいろいろ詰め込んだので、後期初めから体調を崩し、正直ぼろぼろのまま最低限の生活をしていました。
本当に、今がキツイ。
来年度からの研究の本格化のためにも、休むことでもっと知見を広げておきたいのに。

両親の言い分は、
「学生の本業は学校に通うこと」
なのですが、私の大学は「実学重視」もスローガンとして掲げているわけですよ。未知を切り開いていく精神性も色濃い環境。
現場に足を運んで、実際に手を動かして、三方良し以上の社会的価値があるように商品を作ろうとしている。
学校にしっかり通ったからこそ、この商品を作りたくなったというのに、それを否定されては、私は抜け殻状態で残りの大学生活を終えることになる。
大学に残る意味も感じられない。
(あ、これを言うと大学までやめさせられそう…)

「あくまで学業に集中するための休学である」ことを伝えられれば良いんでしょうか。
恐らく両親が学生だった頃と全く違う環境にいるので、どこから説明したら良いのか分からず…。

昨年、「休学しないなら院進して良いか」、で院進の許可を取ってしまったので、どちらか選べ、ともいわれているんですよね。

…これ、私の人生なんだけどなあ……。

休学して、視野を広げて、研究成果を上げて院進したい。
あわよくば博士号も狙って、「食品ロス学」を立ち上げてみたい。
(行政では食品ロスが縦割りで管理されていて、データ集めも複雑化していると感じます)
かつてとは違って、博士課程の学費無償化や、一社会人としての扱いも検討されているご時世。研究職なら就職も引っ張りだこ。
学部だけで研究が終わるなんて、時間が足りるわけがない…

学部での就活時期がそろそろ来るという難関があるのですが、
このまま就職することに抵抗感しかなくて。
学生という身分のメリットも存在を否定できず、
社会(就職してからの組織での働き方、社会人としての振る舞い方)を知る必要は感じつつ、大学でこそ出来ることをまだ使い倒せていないのです。

あとは、「起業や資金集めなんてとんでもない。」という頭ごなしの否定にも、反抗心がむくむくと沸き上がってしまうんですよね。
アイディアベースだけど仕上がってきて、協力者も見つかっているのに。お金がなきゃ出来るモノも出来ないのに。私が誰とどんな話を進めているか、全く知らないでしょう、と。

親元から離れたからこその、遅れた反抗期かもしれません。

いっそ何も言わず休学届を出してしまおうか…
出来た時間でクラファンでもなんでも資金調達をして、生産のOEM先を見つけて、ビジネスパートナーを固めて、結果で示してしまおうか。
そんな考えが珍しく頭をよぎるくらい、葛藤しています。

どうなることやら、どうしたらいいのやら…。
自分の中では出ている答えを、つき進めて良いのか。
「親の言うこと、望むことをよく聞くよい子」
もしくは
「親が予測できる範囲で動く子」
から卒業するのかどうかの問題かもしれません。

いいなと思ったら応援しよう!