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息子が鉄オタで良かったことベスト6

我が家の中1息子は、完全に鉄オタである。乗り鉄であり、撮り鉄でもあり、車両鉄でもあり、時刻表鉄も?と思わせられることもある。とにかく電車が大好きで、中学生にまでなった。そのまま大人にもなるのだろう。途中、早く卒業してくれないかな…と思ったこともあったけれど、今は、息子が鉄オタで良かったと思う。
鉄道好きのお子さんを持つ方に、自信を持って、突き進んでいただくために、今日は息子が鉄オタで良かったことベスト6を発表することにする。

息子が鉄オタで良かったこと第6位 マナーがとてもよい

鉄オタは、マナーが悪いことをニュースなどで取り上げられることが少なくない。息子はそういう映像などを見て、また鉄オタが批判されているのを見て、とても心を痛めている。
鉄オタの名を汚さぬように…という使命感から、それはそれは、しっかりとマナーを守っている。空いていても、なるべく座らないし、黄色い線の外側にはみ出ようものなら、烈火のごとく怒られる。ちょっと厳しすぎるくらいだけど、誇りに思おう。

息子が鉄オタで良かったこと第5位 乗り継ぎに迷わない

乗り鉄の息子は、小学生のころから一人で電車に乗っている。最初は本人も親もドキドキしながらだったけれど、3回くらい一人で行ってからは、堂々としたものである。乗り継ぎも、スムースに行くことを優先することもあれば、途中であえて違う路線を通って、普段は見ないor乗れない車両を楽しんだりすることもあるので、かなり詳しくなっている。電車に乗る時は、息子について行けば間違いない。ほんといつも助かっています。

息子が鉄オタで良かったこと第4位 乗換案内を調べてもらえる

「明日、〇〇駅に10時に着きたいんだけど…」と言えば、「よし!分かった!」とSiriのように調べてくれる。本人的にも、「誰かが本当に行く」乗換案内は、気合が入るのだろう。嬉しそうに調べてくれるので、こちらとしても頼みやすい。
最近は、母からも電話で調べてほしいと言われたり、学校で友達に訊かれることもあるらしい。“人の役に立てる”という事実は、きっと自己肯定感を高めてくれているはず。まさに一石二鳥!

息子が鉄オタで良かったこと第3位 電車移動の時間が楽しみの時間になった

息子が鉄オタになる前まで、旅行=目的地だった。でも、今は違う。いつもは乗れない電車に乗って、座席の乗り心地や窓やドアの数を数え、車両の年代をチェックし、いつもと違う風景やすれ違う珍しい電車を見て過ごす。息子の解説付きで^^;
新しい視点が加わったら、移動の時間も見どころが満載だった。鉄オタではない私にはさすがに限界があるけれど、息子は一人でも移動の間中、楽しめる。だから、放っておいても大丈夫なのもイイ!

息子が鉄オタで良かったこと第2位 鉄道がモチベーションになっている

さすがに今は言わなくなっているけれど、息子は小さいころ、毎日つくばエクスプレスに乗りたいから、筑波大学に行きたいと言っていた。「おう、すごいっ!いいじゃん、行ってくれ!」と、答えていたのに、さすがに通学に片道2時間は辛いと思ったらしく、すっかり言わなくなった。(そもそも学力の問題で難しいことには、まだ気づいていないと思う)
代わりに、将来、電車にいっぱい乗るためには、稼がねば…!という気持ちが芽生えて、勉強を頑張るモチベーションになっている。休みの日に、電車に乗りまくるんだそう。大人になるのが待ち遠しかろう。笑

息子が鉄オタで良かったこと第1位 日常に楽しみが散りばめられている

義母が、先日、誤嚥性肺炎で入院してしまったのだけど、関東圏から東海圏まで急きょ、日帰りでお見舞いに行くことになった。中1男子にとって、“お見舞い”は、きっと楽しいものじゃない。と思ったけど、息子に「明日、お見舞いに行くよ!」と言ったら、新幹線で行くのを察知して、その瞬間に発車メロディを口ずさみ出した。もう楽しそう^^
日常には、鉄道に結び付けられることが予想以上に多い。ニュースやバラエティに一瞬映った車両や風景で大興奮したり、遠征先で思いがけず見れた路線に大興奮したり、多分、彼の人生には普通の人より大興奮が多い。見ていて楽しそうである。親として、こんなに嬉しいことはない。

息子が鉄オタになったら嫌だな…と思っている方がいたら、そんなことはないと全力で言いたい。最初はこの記事、ベスト3くらいまでにしようと思っていたのに、ベスト6まで書けてしまったくらい^^;
いかがでしたか?お子さんを鉄オタに育てたくなってきた方もいいらっしゃるのではないでしょうか?気が向いたら、鉄オタの育て方についてもまとめます。乞うご期待!笑



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