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自己紹介

今までの私の看護経験とwellnessナースを志す原点になった事を綴っています。

1,看護のお仕事

看護師1年目で配属になったのは総合病院のICU・CCU・HCUという急性期の病棟でした。勉強することが多く、毎日参考書を開き予習復習し先輩の後を付いて仕事を覚えるのが必死でした。
仕事に慣れてくると、退院される患者さんが社会復帰をされて困らないように退院時の指導は大切だと先輩から教えて頂きました。
また、入院される前の生活習慣なども聞き取って患者さんの個性や習慣を重んじる事の大切さも教えて頂きました。
看護を語れる仲間がいて恵まれた環境で仕事が出来たと思います。

そして社会復帰という観点から老人保健施設、訪問看護ステーションなどの経験をします。
訪問看護は本当に楽しくやりがいのある分野でしたが、最少人数でローテーションする緊急時対応は大変で、体が悲鳴をあげることもありました。
管理者をさせて頂いていたのですが、極度のプレッシャーで人間関係が悪化し退職することになります。
9年近く訪問看護、ケアマネジャーとして働き、地元に帰省したことをきっかけにまた病院勤務をする事になります。

病院勤務は毎日残業が当たり前でした。
入院されている患者さんは糖尿病などの生活習慣病の方が殆どです。
根本の原因が解決していないので元の生活に戻ると病気が悪化し再入院される方が多い現状でした。そして合併症を発症しお亡くなりになるケースもありました。

看護師は何をしていたかと言うと、その日にしなければならない点滴や処置、入浴介助、食事介助など時間に追われて、仕事をこなすのが精一杯でした。患者さんの声に耳を傾ける暇も無く時間が過ぎていきます。
また、新入りの私に冷たく接する看護師もいて、とても辛い思いもしました。私はこの忙しさに看護師も疲弊しているのが原因だと感じました。
本当は意地悪する人じゃないだろうし、そもそもそんな人は看護師になろうと思いませんよね。
この悪循環にとても違和感を感じていました。
医師の指示で動くばかりで、患者さんに沿った対応が出来ているのか?
毎日考えて葛藤していました。

そして僅か3ヶ月で地元の病院を辞めてしまうのです。
この事がきっかけになり看護師の仕事に疑問を感じるようになります。
患者さんは医療だけに頼らず、自分自身の心と身体を信頼し、セルフケアを実践、健康が当たり前の世界にしたいと感じるようになりました。


2,wellnessナースとの出会い

地元の病院を退職後、私は派遣ナースとして働き始めます。
自分なりの健康を取りもどし人生を豊かに過ごして欲しい、そう思ってもどのようにしたら良いのか分からず、アロマテラピーなどの代替療法を学んだり、健康について学びを深めていきました。

wellnessナースになろうと思ったきっかけは講師をされている山咲さんとの出会いから始まります。もう4年ぐらい前になるでしょうか。
出会いといっても実際にお会いしたのではなく、SNSで活動内容を知り、たまたま見たYouTubeの内容に感銘を受けたのです。
心と身体の繋がり、心身一元論、心の在処、心が身体に作用する仕組みを聞いて心理学に興味を持つようになります。
看護師の本来の役割を分かりやすく言葉にして説明されている山咲さんの姿を見て、私はとても勇気を頂きました。


それから2017年ナースサミット、2018年ナースサミットに参加させて頂き、看護師の新しい働き方をずっと模索していました。

そして今年やっとやっとwellnessナースビジネスプログラムを受講。
ここまでに4年の月日が流れていました。
なんという腰の重さでしょう(笑)。
自分でも笑ってしまうのですが、NLP(神経言語プログラミング)っていう響きに抵抗感があり、受講することを相当悩みました。
私とは不釣り合いの様な気もする・・・でも、私の探していた答えが見つかるかもしれない、心を学ぶならwellnessナースビジネスプログラムだという自分の直感に従って受講を決意しました。

第1回目の授業が終わったとき、私は自分の未解決だった問題を有名なカウンセラーやスピリチュアルリーダー、占い師、著名や方に相談しなくても自分で解決できる、自分で自分の人生を創っていける、世界を広げていけると確信したのです。
そして感動と自分自身への謝罪と未来への希望、全てが混ざり合って涙が溢れてきたのでした。
wellnessナース的にいうと「本当のセルフケアに出会った」
そういう感覚でした。
迷いに迷って決めた私の感覚にもありがとう、そんな思いもあって涙が溢れてきたのだと思います。


3,自分探しの日常

看護師をしていく中でプロフェッショナルを目指し、勉強をしてきたつもりです。仕事についてもやりたい分野は挑戦してきました。
同じ年代の女性から見ると、安定の仕事に給料、やりがいのある仕事
何不自由ない生活に見えたことでしょう。

しかし私の内側はいつも不安や不満で一杯だったのです。
自分より外側の世界に喜びや幸せを求め
海外旅行に趣味のスキューバーダイビング、フラダンスなどに夢中になりましたが、私の内側は満たされることはなかったのです。
心を置き去りにして心の声を聞くこともせず、それを押し隠すかのように過ごしていました。


私は何者なのか、私の使命は・・・私は存在していて良いのか
自問自答の日々が続きます。
西洋占星術や他の占い、手相鑑定などを何度も受け、自分の方向性を確認したりアロマテラピーやフラワーエッセンス、ヒーリング、自己啓発セミナーなども学び、否定的で不安だらけの感情と向き合っていきました。
しかし、根本的な問題を解決できずにいました。

悩んでいる状態では悩みは解決できないのです。
自分を客観的に捉える視点がないと、悩みから抜け出せないのです。


4,魂まるごと愛せる自分へ

心と身体の仕組みを学んでいく過程でスルスルと日常の悩みの殆どは解決出来るようになりました。身体の変化を敏感に察知でき、心としっかり向き合って不快な症状を解消出来るようにもなりました。
どうして心と向き合うと不快な症状が解消出来るのでしょうか。


ホメオスタシス(生体恒常性)をご存知でしょうか?
自律神経、内分泌系、免疫系3つの働きのバランスを保つことで私達の身体の健康を維持するシステムです。
身体は常に最善の状態を保つように働いてくれているのです。
心(感情)の在処は脳にあり、情報や出来事を私達がどのように受け取り、記憶し、どのような感情に変換するかが重要になります。
ホメオスタシスの3大システムは脳で司っていますので、情報と出来事がその人にとってストレスが大きければ自律神経、内分泌、免疫系に影響を与え、身体が不具合を起こしてしまいます。
それが症状の現れで、この不快を放置していると病気になります。

健康は心と身体を整えるだけで良いと言うことではありません。
目に見える身体、感覚的に分かる心、それ以外にも私達を構成している存在、それは魂です。
心は魂の成長の程度でも変ってきます。
魂とは簡単に言うと自分のアイデンティティを確立すること、その過程で自身を癒やし、安らぎや自信を与えてくれる存在です。
私は今、講座を受けていく中で自分の根源を理解し、以前より自己肯定する事が出来るようになりました。
今までの辛かった過去は今や未来の為にあると思え、身体の奥深いところから喜びを感じ始めています。

1人でも多くの方が自分なりの最良な状態で健康を維持し
自分の人生を振り返ったとき、喜びに満ちた人生だった
または1日1日を穏やかに平和に過ごせるように願っています。

まだまだ進化の途中ですが、日々の学びや気付きを綴っていきます。
宜しかったらお付き合い下さい。

               郷堀有里夏

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