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能登半島の地震

我が家の元旦はお墓参りから始まるのが恒例なので、今年も午前に父方の、午後に母方のお墓(真逆の方向にあるので結構たいへん)に行き、兄が昨年建てたという新居に向かう途中、それは起こりました。

第一報のニュース(震度5強)をチェックしている最中、自分の携帯にも緊急地震速報が。これは大きいしまずいぞ、と思いはしたものの、走行中の車の中では震度5だったらしい揺れも全く感じないまま兄宅に到着。心配した兄が玄関の外で待ち構え「大丈夫だったか?」と尋ねるのを見て、本当に大きかったんだということを実感しました。

その日は夕方から夜までテレビは殆ど全てが地震と津波の速報。輪島では火災も発生したとのことで、能登半島全体に被害が及んでいる様子を見て、ずうんと重たい気持ちに。数年前に歩いた輪島の朝市通りもすっかり焼けてしまいました。

どうして元旦からこんな災害に見舞われなければならないのでしょうか。辛すぎる。

今日で発災から3日目。
東日本大震災後に何度か参加したボランティアでは、被災者の体験談もたくさん聞きました。誰もが話していたのは「発災後3日間は電気も水も支援物資もなくて本当に大変だった」ということ。
今回の地震でも、道路が寸断されたり既にガソリン渋滞が起きていたりして、なかなか必要な支援が被災した人々に届くまでにはまだ至っていない様子。寒い時期の寒い地方での災害は本当に辛いと思います。
どうかもう少し、心を強く持って辛抱していてほしい。そして、「今」助ける力があって動いている皆さんもどうぞご無事で。
1日でも1時間でも早く、必要な支援が無事に届きますように。

私もどこかのタイミングでボランティアに入れれば、と思います。

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