#もにょろぐ グラフィッカーさんのはなし
昔の勤務先の人と、たまーに集まって飲んだりしてて。去年もいりょりが産まれる前にしばらく参加できなくなるかなと思い、飲みに行きました(飲んでないけど)。
そこで言われたんだけど「電子書籍出してくださいよ」って。
この言葉をくれた人って、わたしにとってもうすんごい人。グラフィッカーさんなんだけど、プランナーのわたしに絵の描き方とかソフトの使い方とかいろいろ教えてくれるの。ちょっとした落書きでも見つけて褒めてくれて、「もっと描いてくださいよ」って。
実際はわたしの絵はグラフィッカーさんに「こんな感じのものが欲しいです」っていうのが伝われ~!的なもの。当時、仕事している中ではまぁまぁ役に立って(キャラクターや衣装のデザインでどんなイメージなのかとか)、下手なりに描けてよかったと感じるシーンはいくつもあった。毎日毎日練習しているわけでもないし、中途半端。それでも褒めてくれて、質問すると答えてくれて、わかりやすく教えてくれて、モチベーションを挙げてくれるそのグラフィッカーさんがもう神様のようだった。
中学校の頃から周りには絵が激うま&描くのがすきな人が多くて、その中で自分のクオリティと自分の熱量で「絵を描くのがすき」というのはとってもはばかられた。申し訳なくて、でもちょこちょこ描いちゃう。すきなのに、下手。すきだけど、すきと言うほどの熱量もかけていないしかけられない。それって別にすきじゃないのでは? なんて自問自答、ジレンマ。
別に「すき」でいいのに。
もう今年の上半期が終わっちゃったな~と思って、「今年も何にもできなかったなぁ」なんて思わないために何をしたらいいかな~とか考えて、ふっとそのグラフィッカーさんの言葉がよみがえった。
うーん。電子書籍。に、出来るほど文字も絵日記も溜まってないから今年は難しそうかも。それとも毎日作業したら年内に少ないページ数でも出せるのかな、とか。
もらった言葉に、その人に報いたいなって。ちょっと思っているの。いつになるかわからないけど。
わたしの書くものや描くものをすきと言ってくれた人の言葉で、いろんなことを教えてくれた人の言葉だから、素直に受け取って報いたい。
「やりましたよ! 出しました!」って報告したいな。