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#もにょろぐ|エッセイ的な読み物。

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エッセイ? 日記? ブログ的な何か。
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#ブログ

#もにょろぐ お盆の話

スーパーに行ったら、季節ものを置いているコーナーで色鮮やかな鬼灯が売っていました。もうお盆なんですね。 お盆の迎え方って宗派的なものや、ひょっとしたら流行なんかもあるかもしれませんが、地域差が大きいなって感じます。 うちの周辺でのお盆。数年前に横浜から千葉に引っ越してきましたが、こちらに引っ越してきて初めて金のハスの葉の盆飾りを見ました。家の表、出入り口などに挿してあるりました。当時LET IT DIEというゲームのイベントで金のきのこがダンジョンに生えていたので見るたび

#もにょろぐ 地獄の承認欲求のはなし。

初めて四日間開催だった夏コミが終わりましたね! みなさんお疲れさまでした。わたしは今年の夏、初めてちょみっとだけ原稿を夏コミに描いたんです。どきどきしちゃった!(これは楽しいどきどきでした) 先日その打ち上げに読んでいただき、実際に本をいただきました。うれしいなぁ。本当に本になってる。いろんな人のいろんなエピソードが載っている中の一頁に自分もいることがうれしくて。ちょっと照れもあった。 「見て見て見て! こんなの作ってみたから見て! 読んで!!」 って言うの、実はものすご

#もにょろぐ じぶんサイズのしあわせ

わたしは生活の中で「足るを知る」とか「身の丈にあった」みたいな言葉を意識しています。それは貧乏だった子供時代に培ったものであったり、また働き始めてからも満足に生活費を稼げなかった時代に培ったものでもあり、わたしの考える「しあわせ」を得るために信じているものです。 「しあわせ」って「満ち足りている」と感じること、充足感かなぁと。そのベースには安心感があっての上だと思います。物足りなさというのは冒険心や好奇心を産み、新しいものを生み出していく、取り入れていくクリエイティブな生活

#もにょろぐ 世代交代。

去年の夏、祖父母の住む青森の畑から赤紫蘇を株分けしてもらいました。夏の終わりに差し掛かる八月下旬。時期が終わるので植えても難しいかもと思いつつ、でも何か祖父母の畑から受け継ぎたくて移植しました。花は無事咲いたのですが、葉はさほど茂らずシーズンを終えました。元気をなくていく赤紫蘇を見守るのはつらかった。 わたしにとって、祖父母の存在は父母のような存在です。でも父母という存在よりも歳を重ねているため、別れは長く見積もっても十年以内に、曽祖父、曾祖母と別れた年齢に照らし合わせると