PR3.0 conference~Closing session~
2018年11月27日に開催された PR3.0のまとめ記事。
FB: https://www.facebook.com/events/175797489875708/
「新しい過去」から「未来」をまなざすーポスト2020のPublic Relationsを考える
【ショート版・ロング版】
広島市立大学・平和研究所/准教授 Ha Kyungjin氏
株式会社博報堂ケトル/代表取締役社長共同CEO 嶋浩一郎氏
語源、由来
PRという技術、マインド
Press Agency=軍人、ジャーナリズム、代理人たち
Publicity, Public Information 情報社会、新聞というメディア、読者
Public Mind
Public Relations Counsel 社会心理学、精神分析、心理戦、科学運動
Analysis, statistical,Research 市場調査、世論調査、統計、分析
■PR personとは?
他者を表示して、自我を作る上で大切。
ピノキオは木からできた子供。産業の産物。
参謀的:コオロギ(マネージメントする。PR的役割)
マインドセット。他者と自分をつないでくれる。
PRは「テクノロジー」
Public Relationsはテクノロジーから生まれ、テクノロジーになった。
■ポスト2020.PRはこれからどうアップデートしていくのか
PRは伸び代のある仕事。
シェアエコノミー。キャッシュレス。
PR personはスタートアップの経営者の側にいるべき人
⇨新しいコミュニティーが生まれる。
事業ビジョンを社会コンテクストにできるPR personは、経営者の武器になる。
※PRセンスを持つと、マーケティングも変わる。
出来上がった共同体がもう一度バラバラになり、アップデートされる。
共同体の時代⇨「個」の時代
だが価値観・パラダイム、これらはアップデートされずに、まだ消費社会に根強く残っている。
【感想】
全体を通して取り上げられるのは「個」の重要性。
メディアに代わり、個人が情報発信をする側に回ったことで、「リアル」が求められるようになった。
それは「ミレニアル世代」が求めるモノでもある。
津波という災害を経験し、ネットでつながることができるようになった今、
真に求められるのは嘘ではないリアル。
ネットという不確かなプラットフォームで私たちはリアルを求めている。
リアルにしか感動や共感は起こせない。
「個」が力を持ったため、それをマネージメントする存在が必要だと述べた人もいた。
それがポスト2020で求められるPRの役割になるのかもしれない。
「自我を作る上で、他者の存在は欠かせない」と Ha Kyungjin氏は言う。
そのマインドを上手く活用し、ビジネスにまで落とし込めれば、より魅力的な商品アピールにつながるかもしれない。