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PR3.0 conference~まとめ5~

2018年11月27日に開催された PR3.0のまとめ記事。
FB: https://www.facebook.com/events/175797489875708/


「企業」はどうすればミレニアル世代から愛される?新時代の企業コミュニケーション

Newpeace代表 高木新平氏
BLAST Inc. CEO/SNS コンサルタント 石井リナ氏
Business Insider Japan統括編集長/AERA元編集長 浜田敬子氏

【ショート版・ロング版】

<自己紹介&コメント>
高木氏:ユーザーに対してよい広告だけでは足りない。
    マーケ&広報&人事。
    シェアリングエコノミーをブランディング。
    永田町にGRIDを作る。社員もコワーキングスペースで働いている。

石井氏:日本の女性を解放したい。分散型メディア。
    Food、story、社会問題からSexまで扱う。
    ペルソナ、年齢を区切っていない。
    Instagram, YouTubeを使う。
    仲間が欲しい、見つけられてない人に向けて。

浜田氏:働き方、キャリア、どうやって伸ばしていく?
    Ghost restaurantのような十店舗を持たないレストランもある。
    UberEATなどのデリバリーサービスがそれをサポートしている。
    オンラインデリバリー。中国で流行っている。

■ミレニアルを表すキーワード
ミレニアル女性
色んな生き方、家族の在り方
精子バンクで妊娠
拡張家族(血縁だけでなく、周囲の人と生きていく)

高木氏:終身雇用制の崩壊
    基本コンセプトとして、人はさみしい
    投資して作れる簡単なもの=家
    個人が乗っかれるベースができてきた=Google
    ”仲間””家族”=利他的な言葉
    半径3メートル以内の人を幸せにしたい。刹那的。
    ポスト〇〇世代。津波を経験した世代
    本当に大切なものは何か。
    昔の家族ではない意味での家族。
    ミレニアルキーワードは、「愛」「WE」
    企業は「it」で見てるから、ミレニアム世代と付き合いづらいと
    感じている。

石井氏(?):20代に自分のキャリアを作らなければいけない。
       生き急いでいる。
       全員個に戻ると「超競争社会」になる。
       拠り所が欲しくなる。
       過去を引用して今を語る。
       アイデンティティ、自己表現が変わっている。
       物質的な豊かさとお金。
       「リアリティ」。装飾的なものは違う。
       いかに自分をさらけ出せるか。
 
■やってはいけないこと
ブレること
表面的なことは炎上する
FakeとRealは近い=最後までやりきる

合理主義
今を楽しむ
やってる的
ソーシャルフック
本質的なメッセージを発信する
※作り手に共感がないとだめ

Girl Power、フェミニズム
脱毛、中世的な色
ミレニアルピンク=gender lessを表している
2016年の流行。グローバルインフルエンサー。
日本人では、水原希子、渡辺直美

ミレニアル世代は参加感が好き。
空間、余白を残す。
自分が参加して、メディアに載せてもらう。
最初に飛びついた人がうまくできれば、みんなは飛びつく。
ミレニアル世代に任せる。
企業目線はリアリティ
時代からしたらフェイクかも。だけどやりきるなら「コンテンツはリアル」

ミレニアル世代を理解する。
どんな企業がウケてるか調べる。


【感想】

初めて「ミレニアル世代」という言葉を聞いたときは、全くイメージが出来なくて、まるで宇宙人のような存在に感じた。
「ミレニアル世代」とは、1980年代から2000年代初頭までに生まれた人をいう。(参照:コトバンク
このトークセッションを通して感じたのは、ミレニアル世代とは何も特別な人達ではないということだった。ポスト津波世代。本当に大事なものはなにかということを理解し、「家族」「仲間」という排他的なコミュニティーだけでなく、ネットを活用して広域のつながりを求める。しかし、フェイクは要らない。必要なのはリアルな関係。リアルなコンテンツ。心から感動できるなにか。ネットという匿名性の高いプラットフォームでリアルな関係を構築できるのか。年齢が高い人ほど疑問に思うだろう。しかしそれをやりこなしているのが、インフルエンサーやYouTuberという人たちだ。彼らはフォロワーにとってリアルな友達なのだ。友達が勧めるから物を買う。一種のアイドルのような存在だが、それよりも友達に近い目線だと思う。だからこそPRはPRとちゃんとハッシュタグをつけないと炎上する。友達が勧めてくれたのか、それともただの宣伝だったのか。友達に裏切らることを誰も望まない。リアルじゃない関係は要らない。だからこそインフルエンサーやYouTuberも常に投稿し続けたり、フォロワーを維持する努力をしなければならない。いわば対等な関係なのだ。

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