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2月最初の鳥見は野川で

2月最初の鳥見は家から自転車で10分の野川で。
本当は少し遠出もしたいところですが、仕事がない週末は家事もあるし午後の予定も考えて近場で我慢です。


シジュウカラ

シジュウカラ

川に下りる前に小さな公園を通ると人懐こい鳴き声。シジュウカラが枝から枝へ飛び回っていました。家の前でもよく見かけるこの鳥は一茶の歌にも
でてきます。
 むずかしや どれが四十雀 五十雀 (一茶)
ゴジュウカラは日本全国の繁った落葉樹のある森林にいるそうですが、
実はシジュウカラは西日本にはすくないそうです。東京に住む私には
勿論シジュウカラの方が一般的です。


川岸には丸まっている鴨
こちらも雌雄で丸まって

川に下りれば川岸に丸くなっているかもがチョコチョコとならんで休んでいました。
ゆっくりと泳いでいたのはこちらの鴨

カルガモ

かるがもの嘴は黒くて先だけが黄色いですよね。今日出会った鴨の中には嘴が全て黄色いカモが1羽。マガモとカルガモの交雑種なんでしょうか。
あまり見かけないような気がします。

オレンジの足がきれい
マガモとカルガモの交雑種なのかしら?
嘴が全部黄色い鴨も

マガモ

マガモの雄は見ている角度によって緑に見えたり紫に見えたり。光を受けてとても美しいですね。そして一つがいで泳ぐ姿が仲睦まじく感じられてとても素敵なのです。
馴染みのある鴨ですが、人の気配には敏感で遠くから眺めるのが一番なようです。

雄の頭が光を受けると美しい緑に

コガモ

しばらくするとコガモがやってきました。
自然にできたコガモの姿、素晴らしいとおもいませんか?羽の白黒のデザインといい、頭に入った緑の流れるようなライン。

コガモ
コガモ

嘴で羽を整えているのか、可愛らしいしぐさ。
そして逆さに潜って草を食べています。

コガモ

この川に鳥見に来るほとんどの人は、多分カワセミが好きでしょう。
私も鳥見のきっかけはカワセミがいる川だと知ったからなのですが、毎年繁殖していることがとても嬉しいです。
今日も、ずっとおいかけっこをするようにカワセミの写真をとりました。

護岸工事中のパイプの上に
こちらも構造物の上
カワセミ
何を狙っているのかしばし
このスタイル
美しい
まさにブルーの宝石
餌を咥えて
光を受けると全身光っているみたい

アオサギ

カワセミを追いかけているうちに、冬らしい風を受けてアオサギがすくっと立つアオサギに会いました。アオサギは本当に餌を取りに行かなければじっと佇んでいることが多いですね。


アオサギ

ビタミンカラーの鳥と勝手に名付けているのはキセキレイ。眼差しがきつめで動きが速い小さな鳥ですが黄色いので目に留まります。

キセキレイ

キセキレイ
キセキレイ


久しぶりに出会ったのはカワウ。泳ぎが得意なこのカワウは見ているだけで楽しいです。そして助走をつけないと飛び立てないので激しくバタバタと飛んでいく姿が勇猛な感じです。

カワウ

グリーンの目と見ずをはじく羽をもつカワウ
飛ぶよ!と羽を広げ


一度羽ばたき
まだ足は水を蹴り
もう一度羽ばたいて
最後の人蹴りで跳ぶ!!

こんな感じで跳んでいきました。なかなか大仕事ですね、飛び立つのは。
この日は最後にかわいいカイツブリとメジロにも合うことができました。

カイツブリ

カイツブリがいつから野川にいたのかわかりませんが、今年見かけたのはこの日が初めてでした。2羽いるようです。

後ろ向きで失礼!カイツブリ

メジロ

枯れ枝に留まっていたのがちょっと残念。でも春に向かって梅が咲いている場所にいけば沢山会えそうですね。アイリングがおしゃれなメジロはよく鶯と間違えられますが、この緑色の鳥がメジロ。鶯は色名よりずっとグレイに近いですね。

メジロ

午前中だけの野川鳥見でしたが、意外と沢山写真が撮れました。そして鳥見は自分だけの散歩時間なので大いに満喫できました。

最後まで見てくださった方、ありがとうございました。

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