「写ルンです」を現像に出そう
こんにちは 、日なたの窓です。いつの間にか9月も終わり、10月になっていました。去年の秋には紅葉を見に行き、そこへは軽い気持ちで買った写ルンですを持って行きました。
その際に27枚を撮り終ることはなく、たまに3、4枚取ることはあっても、今年の9月になっても5枚ほど残っている始末。しかし、この間に行った小旅行でやっと全てを消費しました。ついに現像することができます!
期限
現像の段取りをインターネットで調べていると、恐ろしい記述を発見しました。「写ルンですは開封してから1〜2週間ほどで現像しましょう。」は?こっちは開けてから50週間近くも放置している始末。10年前の写ルンですを使用する記事がヒットするも未開封品の話…。富士フィルムが製造していて日本製とはいえ、保管場所も引き出しなど暗い箇所ではなく棚の中…。不安が募ります。お金を払って27枚分の真っ白な写真を手にいれる可能性もありますが、さすがに確かめずに捨てるわけにも行きません。覚悟を決めます。
覚悟を決めて現像
写ルンですを携えて、名古屋駅前の某家電量販店へといきました。カメラコーナーのカウンターで説明を聞きます。
なるほど、現像には1600円かかるのか。しかし今はデータ化の需要が多いらしく、そちらも受け付けていると。データ化も1600円、高画素数データ化は2700円。さすがに2700円は高すぎる。よし、普通のデータ化にしてもらおう。データ化の受け取り方が2種類あるらしく、シリアルコードを発行してサイト経由でダウンロードする方法、後日に店頭でSDカードで直接もらう方法…店頭で受け取る方はフィルムが返ってくると。
とりあえず、"データ化"にしよう。
それじゃあ、"データ化"ってことは"現像"ってことではないのか?
???
なんだか店員の方と話がすれ違い、要領を得ない感じになってきました。
無知を暴かれるとまずいので、とりあえずデータ化、フィルムが返ってくる?というのもよくわかりませんが、もらえるものはもらったほうが後々どうにかなると思ったので、データ化、店頭受け取りを選択し、店を後にしました。完成は10日後のようです。
何がわからなかったのか、調べてみると
どうやら、フィルムをネガフィルムに加工することを「現像」と呼ぶみたいです。そして、ネガフィルムを使用して、写真をプリントしたり、データ化したりということらしいのです。おそらく、「フィルムを写真にすること」が"現像"であると勘違いをしていたようです。
行動を起こす前によく調べる、恥をしのんで人に聞くことの大切さはいつでもどこでも同じのようです。
結果だけ見ると、データ化と、今後プリントしたいときのためにネガフィルムを受け取っておくという、最善の行動ができていたようです。ラッキー!
結果
10日経ちましたので、再び店に行きました。果たして…。
ちゃんと撮れてる!!!!
ちゃんと!!!写ってる!!!
射す日の感じがとても良い
波の白色と空の青色の絶妙な淡さが素敵〜!
最後に
やはりフィルムカメラというのは、独特の風合いがあっていいですね。親の若い頃の写真で見たあの質感です。フィルムの劣化に関しても、私の杞憂で終わりました。1年前の写ルンですを持っている人は、是非とも現像してください。きっと大丈夫です!!