私服の制服化②
前回①と銘打っておいてから些か時間が経ちすぎてしまった感があるが、続けたいと思う。
お洒落が身についていない、ミニマリスト根性もない、骨格ストレート、顔タイプクール、冬ビビ秋スト、仕事はお堅い、そんな私のワードローブ事情について。
ところで。
本題ではないが、服装も含め生活をシンプルにしたいと思って調べると、すごくナチュラルみが満ちている気がするのは何故なのだろう。
生成りとまでは行かなくても、ゆるっとワンピースの如何に多いことか。
いや分かる。ワンピースがあればコーデはそれで完成するのだから、ミニマルなワードローブとしては最適解のひとつであることくらいは。
しかしワンピースの似合わない人のためのミニマリスト指南はないのか。
コットンとかリネンとかそういう、アイロン掛けないとシワシワになってしまう服は着られない面倒臭がりのためのものはないのか。
第一、世のワンピースは規格から少し外れた形の人間に冷たい。私のウエストはそこではない。もっと下だ。
肋骨の下半分をベルトで括り、不格好なヌリカベになりながら、いつもつぶやいている。
閑話をはさみつつ、以下に続く。
前回の続き・平日（仕事）
前回①では種別に書いたが、今回はコーデごとで書いていく。
もはや組み合わせも変えない、まさに制服。
【夏】
2種。
一日おきに取っかえ引っ変えしている。
置き場にも困らない。
〈コーデ①〉
トップス・Vネック半袖ブラウス（緑系ストライプ）（a.v.v.）
※ポリエステルで、比較的固めながらもテロっとした質感。透け感はなし。
地は真っ白、黒と鮮やかな緑の不規則なストライプが入ったもの。
ボトムス・感動パンツ（紺）（UNIQLO）
※春秋と同じもの。洗ってもシワにならず、センタープレスが残るのもよい。肉感も拾わない。
羽織り・カーディガン（青）（ブランド不詳、百貨店のアウトレットセールで吊るしてあったもの）
※暑くてもカーディガンは欠かさない。
透け感ありだが、バキバキにビビッドな青のインパクトで着ている。ボーダーのような織目。
〈コーデ②〉
トップス・Vネック半袖ブラウス（マスタード系ストライプ）（a.v.v.）
※①の色違い。マスタードは2nd秋ストのおかげか、骨スト的色のギャップのおかげか、緑よりくすむがOK。
ボトムス・感動パンツ（黒）（UNIQLO）
羽織り・カーディガン（黄）（Pure House）
※黄色だし透け感ありだが、生地がシャリっと固めなのでよしとしている。
〈靴・仕事用〉
サンダル（黒）
※地元の大型靴屋で買ったもの。多分ノーブランド。
バックバンド付きで、甲を覆う部分は広め。少し爪先が開いている。ほぼ装飾がなくシンプルだけど、厚底。
【冬】
これも2種。
洗濯は毎日回し、浴室と脱衣所のダブルで乾燥するので問題なし。何なら翌朝には乾いている。
〈コーデ①〉
トップス・スキッパーレーヨンブラウス（紺）（UNIQLO）
※春秋と同じ。
寒いので防寒インナー（ベルメゾンのホットコット/黒/ハイネック）をプラス。
ボトムス・感動パンツ（紺）（UNIQLO）
※もはや年中履いている。
寒いので下にタイツ（黒）をプラス。
羽織り・カーディガン（赤）（ブランド不詳、検索して良さげだったものをAmazonで購入）
※鮮やかで深い赤のロングカーデ。厚手でボタンなし。
お洒落な人のインスタなどでは楽天で買った服がよく登場するが、私は主にAmazonを利用している。子どものオムツを定期便にしている関係でプライム会員なので、基本的に送料無料で購入できるから、というケチくさい理由である。
〈コーデ②〉
トップス・スキッパーレーヨンブラウス（紺）（UNIQLO）
※1枚買い足し、オバQあるいは銀さん方式を取ることにした。
ボトムス・感動パンツ（黒）（UNIQLO）
羽織り・カーディガン（オレンジ）（しまむら）
※これも厚手でボタンのないロングカーデ。色はあまり好みではないが、形のしっかりしたロングカーデになかなか出会えないので、もう長年着ている。
〈アウター〉
秋〜初冬・トレンチコート（紺）（mimigrant）
※不二子ワンピースとか出しておられるブランドのもの。
シングルボタンで装飾も少ない、すっきりした作り。生地も固め。ウエスト位置が高すぎるのでベルトは外してしまったが、問題はなかった。
取り外しできる裏地付きなので、だいぶ寒くなってからも使える。
少し重いが、慣れればあまり気にならなかった。
冬本番・ダウンコート（紫）（UNIQLO）
※雪の降る地域のため、トレンチでは冬が越せない。
ダウンは少し間違うとミシュランタイヤのようなムクムク具合になってしまうので、できればもう少しタイトなものを探すか、ウールで防寒のしっかりしたコートがあれば替えたいと思う。
〈靴・仕事用〉（春・秋も兼用）
ローファー（黒）（あしながおじさん）
※つま先は四角だけどやや丸め。ヒールは低め。甲にゴールドの飾りあり。ツヤのある黒。
骨スト＋クール的にはもっとシュッとした靴の方がいいのかもしれないけれど、マニッシュへの憧れがここに出ている。