イギリスの学校で就職の話vol2.-前職場から一筆-
面談をしたその日に学校からメールがきた。
レファレンスといって、一つは前職場、もう一つは個人から、私について一筆書いてもらわねばいけないという。
直接学校から連絡をとるからアドレスを共有してほしいと言う内容だった。
私の前職場となると、日本のとある教育委員会…前例がないことに応じてもらえる自信はなかった。
一応言われるがままに日本の教育委員会のメールアドレスを共有するとともに、私からも同じアドレスに「メールに回答して欲しい」と問い合わせた。
突然英語のメールを受け取った教育委員会の人のことを思い浮かべると、ややこしい依頼で申し訳ない気持ちでいっぱいであったが、英国で就職するには避けては通れない…
しかし案の定何日経っても教育員会から音沙汰はない。
結局、英語が堪能な知り合いに連絡しその方から教育員会に掛け合ってもらいすべて完了したのは2,3週間後だったか。
ちなみに個人のリファレンスは、息子が通う公園で仲良くなった男の子のおじいちゃんに頼んだ。レフリーは「友人や親類はダメ」という条件があったが、夫の指示で
「公園で子供の面倒を一緒に見ている仲」
とし、問題なく通った。こうして2通の回答が送付され次は
DVSチェック(犯罪歴)に進んだ。
つづく