14歳、印象的だった2エピソード
はじめに
私は、今日(2020年8月29日)で15歳になります。この1年はよかったかと聞かれれば、正直良くはないです。迷惑かけたこともいっぱいあるし、謝れていないこともたくさんです。
ただ、誕生日に暗くなっていても仕方ないので、印象的だったエピソードを2つ話そうと思います!ただ、書いてる人がメンヘラなのでかなり暗いです!ご注意ください!
①鳥の絵の話
この時私は悲しいこととやらかしてしまったことがたくさんで、もう本気で死んでやろうと思っていました。「この日に死ねばキリがいいな」と、自殺を決行する日まで決めて、ホームセンターで縄を買って、あとは待つだけでした。
そんな時、母がお出かけしようなんて言い出します。断れなかったし「行っても行かなくてもどうせ死ぬしいっか」という軽い気持ちで美術館に行きました(美術館とそこの絵の具体名は伏せます)
美術館にはとても美しい絵たちが飾られていました。ただ私はどの絵にも興味がもてずにただ歩いて時間を潰すのみでした。
そんな私が、目を奪われた絵が1つありました。鳥の絵です。実在の鳥ではなく、画家が想像した鳥の絵でした。それに美しさを感じた訳ではありません。しかし、私はそれを見て泣いてしまいました。人の想像力のすばらしさを感じたからです。
この鳥が空を飛んでいたら、その鳥が歩いていたら、あの鳥が泳いでいたら。きっと楽しいだろうな。
人間は、こんなにも楽しいものを想像して表現できるのか…と圧倒されました。それと同時に、私もこんなことを表現できたらいいなと思いました。「表現できるようになるまで、死ねないな」と。ある種の義務感のような物でしたが、鳥の絵は確かに私の自殺を止めてくれたのです。
ただ、死にたい気持ちの根本的な解決には繋がらず、ずっと眠っていたいなとうっすらと思っておりました。
鳥の絵の話 おわり
②姉の話
そのずっと眠っていたいという私の気持ちを変えてくれたのが姉の言葉でした。姉と私はほんとに仲良しで、いつも馬鹿話で盛り上がって笑い合うような関係でした。姉は大学に行くために一人暮らしをしており、私とはLINEのメッセージで会話していました。
そのとき、私たちは他愛もない会話を楽しんでいました。突然姉が「ほんとにみことかわいいよ。なんでそんなにかわいいんだよ…」と言ってきました。よく分からないので聞いてみると、「己の本当の美しさをわかってない。美しいから姉泣きそう」だの「古語で言うなら うつくし じゃなくて らうたし 」だのさらによく分からないことを言ってきたものの、よく聞いてみるとこう言いたいらしかった。
私(姉)にとってみことは客観的に見てではなく、主観的に見てとってもかわいい。
君は本当の自分の美しさが分からないと思うんだけど、知らないからこそ美しい。
生きる意味とかいらないから、生きててね。それだけで私幸せだから。
私は、今まで結果でしか肯定してもらえなかった。性格は欠点でしかなく、ロボットになってしまいたかった。でも、その性格を、存在自体を肯定してもらえたことが何より嬉しかった。私は、この人の幸せのために生きよう。そして(よく分からないけど)姉の言う美しさを保つために自分も幸せでいよう。と素直に思えた。
そのときから、嫌なこともあったけど、明日を待てるようになった。
姉の話 おわり
おわりに
いかがでしたでしょうか?「めっちゃ暗いやんけ!」と自分でも書いてて思いました。よければ感想など聞かせてくれるとありがたいです!
文章を書くのが得意ではないので、読みにくかったかもしれませんが、ここまで読んでくれてありがとうございました!