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金の価格上昇とサステナブル消費

みなさん、お疲れ様です。こんばんは。今日から久々に仕事の方も多かったのではないでしょうか?憂鬱な気分を振り切るために、リラックスできるアロマを焚きながらこの記事を書いています。目指せ丁寧な暮らしっ。

今日は、金の価格上昇とサステナブル消費のお話。上がり続けている金の価格、ジュエリーブランドの度重なる値上げにももちろん影響しているはずで、ジュエリー好きの私にとっては涙目です…更には円安も相まってね…涙


金の価格上昇の原因

元来、安全資産とされる金ですが、2024年は最高値を更新し続けています。価格上昇の要因はいくつかありますが、大きくは、①低金利、②中央銀行による購入、③地政学リスクの高まり、④需給バランスの4つに分けられます。足元は、米FRBへの利下げ可能性への期待、中東やウクライナを巡る地政学的リスクの上昇なども、金相場の価格上昇要因となっています。

今回はその中でも、"需給バランス"に焦点を当ててお話をしていきたいと思います。金に限らず、需給バランスはモノの価値を決める上で重要なファクターとなりますが、天然資源である金は、地球上にどの程度存在するのでしょうか?

金の残存埋蔵量について

金の残存埋蔵量(*)は、約50,000~55,000トンと言われています。それに対して、年間の採掘量が約3,000トン前後。つまりこのままのペースでいくと、あと15年そこらで金が底を尽きてしまうのです。

金需要の最大分野は、宝飾品。宝飾品分野への需要は拡大傾向にあり、需要が供給を上回る構図となっています。一概には言えませんが、希少性が上がると価格の上昇要因となりえます。

(*) この埋蔵量とは厳密に地中に埋まっている金の量ではなく、現在の技術で採算が取れる範囲内で採掘が可能な金の量を指しています。技術の進歩や新たな金鉱の発見があれば、埋蔵量が変化する可能性もあります。

サステナブルな消費ーリサイクルゴールドの存在

このような背景やサステナブルな消費への需要の高まりを受けて、昨今"リサイクルゴールド"というワードをよく目にするようになりました。2022年には、PRADAがブランド初となるファインジュエリーにして、100%リサイクルゴールドを使用したジュエリーを発表。特に欧米では、リサイクルゴールドやラボグロウンダイヤモンドといったサステナブルでクリーンな素材を使用したブランドも増えているように感じます。

国内における金のリサイクル需要も高まっており、2024年1~3月はリサイクル量が約4年ぶりの高水準に達したようです。

サステナブル、アップサイクルをもっと身近に

何となく、"リサイクルゴールド"というと、Second-handというイメージが強くなりがちですが、金の持続可能な供給にとっては必要不可欠な手段かもしれません。
(というか、実は、金のリサイクルは既存のサプライソースの1つであり、今に始まった話ではないのです!!!)

ヨーロッパでは古くからモノを大切に使い続ける文化(蚤の市などもそのひとつ)があり、日本でもリサイクルゴールドだけでなくアップサイクルの考え方がどんどん広まっていくといいなと思います。

あとがき

出来心で、以前購入した婚約指輪がどんなもんになっているのか、某ブランドサイトを覗いてみたところ、、、プラチナの婚約指輪が2倍近い値段になっていて大変驚きでした。更にゴールド製品もチェックしたところ、ゴールド製品の値上がりたるや、、、私の記憶が薄れているのかわかりませんがプラチナに比べて値上げ幅がとんでもなく、相場上昇の影響をもろに受けていると感じました(^o^)やはり欲しいものは欲しいときに買うべしですね!いかに長く使えるかを重視して早め早めのお買い物を心掛けたいと思ったのでした(笑)

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