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ラボグロウンダイヤでジュエリーを作ってみる
”ラボグロウンダイヤ”
一度は聞いたことある方も多いのではないでしょうか。
ラボグロウンダイヤとは、その名の通り、ラボで作られたダイヤモンド。
天然ダイヤモンドと同じ性質を持ち、成分も屈折率も見た目も同じ、正真正銘のダイヤモンドであるにもかかわらず、価格は天然ダイヤの約3割と言われるほど、お手頃なダイヤなんです。
最近は、ラボグロウンダイヤを使用したジュエリーブランドも、よく目にするようになりました。
なぜラボグロウンダイヤモンドでジュエリーを作ろうと思ったのか?
普段はもっぱら天然ダイヤモンド派なわたし。ラボグロウンダイヤに興味をもったきっかけは、展示会での出来事がきっかけでした。
以前、ジュエリーの展示会に行った際に、ラボの実物を拝見する機会がありました。会場をうろうろしていると、ラボグロウンダイヤのジュエリーブースを発見、「せっかく来たし、噂のラボグロウンダイヤモンドというものを見てやりますか」(謎の上から目線)という気持ちで、立ち寄ってみました。
噂には聞いていたものの、見てびっくり。確かに天然ダイヤと変わらぬ輝き、なのにお値段は安い。ラボの実物を見るまでは半信半疑でしたが、ラボグロウンダイヤ、1つぐらい持ってみてもいいかも、と思いました。
その日は展示会を後にした私でしたが、後日、ラボグロウンダイヤを取り扱うジュエリーブランドを調べてみることに。
すると、色々なブランドが出てくるのですが、お値段がまぁ結構ピンキリ!
もちろん天然ダイヤのジュエリーに比べるとどれもお手頃なのですが、うーん、天然ダイヤと比べて、適正価格がわからない。。。
それなら、ルースから仕入れて作ってしまえ!と一念発起し、自分でラボグロウンダイヤのジュエリーを制作してみることにしました。
ラボグロウンダイヤのルース探し
まずは、ルース探し。
色々と情報収集をして、とある海外のラボグロウンダイヤのルースを取り扱う業者さんから購入することに。本来的には実物を見て購入したかった気持ちもあったものの、安かったしいっかー!ということで、ちょっとチャレンジングな選択をしてみました。笑
業者さんによって、在庫をオンライン上で検索できるところや、問い合わせをして希望のスペックの在庫や価格を確認できるところなど、色々と選択肢がありました。
そして、私が問い合わせた何社かが、たまたまだったのかもしれませんが、まぁーどこもレスポンスの早いこと!とても安心してルース選びを進めることができました。
今回、私が探していたのはエメラルドカットのダイヤモンド。エメラルドカットはオーダー品のようで、出来上がりまで3週間ほどかかるとのこと。まだ手元に現物はありませんが、届く前からワクワクです!
またルースが届いたら、続きを更新していきますね^^
(余談) 天然ダイヤモンドの価格が下落
ラボグロウンダイヤの台頭で、天然ダイヤモンドの価格にも影響が出てきています。
アメリカでは、婚約指輪を選ぶ人々の約半数がラボグロウンダイヤを選んでいるとか。日本での普及率は5%とまだまだ低いですが、今後更なるトレンドの波が訪れそうですね。
マッキンゼーのレポートによると、今後、ラボグロウンダイヤの品質と生産性はさらに向上していき、価格はさらに下がっていくだろうとのこと。まぁ必然的な流れではありますよね。
それに伴い、ラボと天然は差別化され競争しなくなるとか、ラボと天然の見た目上の違いが判らなくなり、ダイヤの希少性がなくなりそもそもダイヤモンド自体の需要が落ちるのではないか、等々、色々な予測がなされています。
現状を踏まえた一消費者の意見からすると、コスパよくダイヤを手に入れられるのは、うれしいですよね。