動物占い=ひつじ 経営者として向いてない?
いまさら?と言わないでください。
とあるコンサルの方のSNSで、女性経営者の集いの中、揃いも揃って「肉食獣」だった、という投稿を見て、「はて、自分はなんなのだろう?」と疑問に思いました。動物占いが流行っていた当時調べたと思うのですが記憶なく。
私はひつじでした。
頼られるとうれしいひつじ
☑️人助けに尽力する
☑️落ち着いて行動でき、人を観察でき、周りをサポートすることに長けている
☑️自分のことが後回しになっても人助けを優先したいと考える
☑️困っている人を見過ごすことができない正義感があるが、気づかないうちにストレスを溜め込むこともある
うわ、あるある!!!よその部署からの質問にも、自分のできる範囲で一生懸命答えたいし、困っているならできることは助けてあげたい。
その結果、私が異動した後、後任の人から「こんなことまでやってあげてたんですか!?(怒)」と小言あったりしました。でも、これ広報担当者あるあるなのですが、「この人に聞いたらなんらか回答のヒントがあるかも」と周りから思われたいんです。情報が集まってくるというのが広報の資質として非常に重要なので、つい頑張ってしまいます。
私は経営者向きではないのでは?
女性経営者の集まりで肉食獣だらけだったということは、きっとその方々はライオンとか黒豹とか虎とかなのでしょうね。やはりそういう強さが経営者には必要なのでしょうか?
「あなた、MBA行ってるのに、なに甘ったれたことを」とお思いかもしれませんが、やはり持って生まれた性格というのはビジネスに大きく影響すると思います。ある日突然私がライオンや黒豹にはなれないし、そんな風に無理できない。
私がビジネスで心がけていることはこの2点。
☑️広い視野を持って、変化を恐れないこと
☑️相互で補完し合う持続可能な関係性であること
結果として、
☑️関わっている人がみんなプラスになる仕事であること
私の性格が果たして経営者向きなのか。経営者ってもっとカリスマ性だったり、自信だったり、が必要なのですか?
経営者の資質で検索してみたところ、このページの中で、私が一番しっくりきたのは坂本桂一氏による経営者に必要な11の資質。これなら多分大丈夫(秘書は必要ないからいないけど)
1. 用心深さ
2. 決めたら、ぶれない
3. 先見性がある
4. 約束を守る
5. 社員に誠実
6. 競争の水準を示せる
7. 自分より能力がある人を使える
8. 自分より能力がない人を使える
9. 24時間仕事のことを考えられる
10. 教養がある
11. 有能な秘書を雇う
カリスマ性はないけれど
「こんなひとり会社レベルで「経営者」を名乗るなよ」と何期も経営されてきた先輩方に怒られるかもしれません。でも、安定した職からドロップアウトして、そういうリスクをとってきた自分にとって、自身のワークスタイルをデザインするという点においてスタートラインに立ったと思っています。また経営は初心者だけど、ビジネスにおいてはさまざまな組織で経験を積んできたし、多くの有能な幹部の方々と働いてきました。有能な方ほど謙虚でスマートで、私もそうありたいと思い続けてきました。
私にはカリスマ性はないけれど、誠実でありたい
こんな自分は経営者向きではないのかもしれないけれど、それが自分なのだから仕方ない。誰かを出し抜いたり、マウンティングしたり、そういうことに労力は使えない。人それぞれの多様性も受容して、他の考えを取り入れたり、変化を恐れず新しいことに挑戦することは諦めない。
時にビジネスの上での意見の対立はあります。でもそのコンフリクトはあくまで「意見」の対立であって、「人」の対立構造にしてはならないと肝に銘じてきました。
職場ですごく嫌味なおじさんがいても「この人、おうちに帰ればきっといいお父さんかもしれない」、全て縦割りで融通効かない人でも「この人がもし自分の上司だったら、自分の組織を守るいい上司なのかも」と、自分の視点をスイッチすることで、その人の存在を認めてきました。
自分のスタイルでやっていく覚悟
そんな甘えた考えで、と思う方もいるでしょうが、私は自分を偽って働くということはできないと思います。
私は今後も経営やビジネスのために学びは止めないし、学びを見下す人(そんなことやって何になる?経営学なんて意味ないという人)とは距離を置くし、ビジネスにおいてお互いをリスペクトしあえる人と働きたい。
そんなことを思っていたら、朝、非常に尊敬している大先輩から仕事のメールがきました。嬉しい気持ちで午前中働いていたら、もう諦めていたクライアントのテレビ取材の連絡もきました。やっぱり私はこういう一つ一つの信頼の積み重ねしかないのだ。
PRとはリレーションシップを構築し続けること
私はPRとして生きていくと決めたので、そのリレーションをどう築いていくかが自分のスタイルの中で最も重要なビジョンなのだと改めて気づきました。
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