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大学でワークライフバランスを語っちゃった

こんにちは。ひとりPR会社の植田聡子です。

今日は自分が通っている大学院ではなく、とある私立大学の学部生に「ワークライフバランス」についてお話しする機会をいただきました。学部横断の授業とのことで、学部3年生が参加する5限6限です。

「しくじり先生」風にやってみた

私のキャリアは結構な行き当たりばったりのプロティアン。インプットは欠かさずに、その都度適応してきたという感じで、決して学生の方々にお手本になるようなキャリアではありません。

でも、リアルな葛藤、失敗も含めたエピソードのほうが、ちょっと古いですけど「しくじり先生」っぽく身近に感じてもらえるかな、と思い、結構赤裸々に語りました。

同級生が、大学卒業後、同じ会社で着々と出世したりしている中で、私のキャリアはなぜこんなにも紆余曲折なのだとも思いますが、その分、たくさんの人と出会う機会があり、また異なるコミュニティに属することもできました。あくまでポジティブに考えれば、ですけどね。

私の考えるワークライフバランス

赤裸々なこれまでの資料は、インターネットに公開するにはあまりにも生々しい(笑)ので、学生の皆さんにお伝えした持論をご紹介します。

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これまでの経験を踏まえて、私はこんなふうにやってますよ、というものです。

学生さんのリアクション

日頃、だいぶ年齢が上の大学院生の雰囲気に慣れていた私には、学部3年生は非常にピュアに映りました。きっと大人になってしまうと「ささいなこと」と片づけられちゃうことにも、悩んだり迷ったりしているのだろうなと推察してます。

全てに100点を目指さない
小さな目標をたくさん設定する

などに共感していただいた様子。みんな、真面目なのですね。

自分が思っている「完璧」を目指してそこに辿り着くより、その都度その都度で70点、60点でもいいから、突破し続けていけばいいと思っています。

小さな目標設定は、最終的なゴール目標を小さく持とうではありません。あくまでゴール目標は大きく掲げつつ、そのプロセスを細分化して小さな目標に落とし込んでいこうという意味です。

「ほにゃらら試験合格!」という大きな目標があるなら、「1日何ページ問題集を解く」とか、「朝30分時間を確保する」など日々の目標に落とし込んで、「今日もできた!」「今日はできなかったけど明日やろう!」みたいな進め方。ダイエットみたいなものですね。

「3日坊主も3回続ければ、ほぼ10日」くらいのノリで、とにもかくにも、最初の一歩を気軽に踏み出すノリの良さがあったらいいなと。そうやって、たくさんの何かを始めたら、いつかそれらが繋がったり、意味あるものに見えてきたりするものです。

私が言いたかったのは、ライフスタージによってワークとライフの軸足も、属するコミュニティも変容していく。その変容をしなやかに受け止められるように準備していきましょうね、ということ。クランボルツ理論「計画された偶発性」やプロティアンキャリアのことも最後にメッセージとしてお伝えしました。しなやかさ、レジリエンスも大切な受け止め方。

All or nothing ,Black or White思考ではなく、間で揺らぐことを楽しみながらドリブンしていきましょうね。

コロナで思っていたように進まない、孤独感、などの葛藤もあるでしょうが、言うなればそれは皆似たり寄ったり。自分がコントロールできない事象に悩んでもなかなか解決には至らない(コロナのワクチン接種率向上とか、自分ではどうにもならない)ので、それより今の自分にできることって何だろうと、考えて行動する。

自分でどうにかコントロールできないことに悩まない
自分でコントロールできることをどうすべきかを思案しよう

「都庁という看板に甘えずにチャレンジした」「失敗を糧に前に進んだ」など学生さんに好意的なコメントをいただいて、私のへなちょこキャリアも少しポジティブ変換されました。本当に温かく迎え入れてくださって、ありがとうございました。






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植田 聡子/観光コーディネーター、PRコンサルタント、キャリアコンサルタント、GR
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