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全ての面接に違和感が付きまとう会社は、ブラック企業を疑うべし。

皆様こんにちは。amamiyaです。
記事にお付き合いいただきありがとうございます!
皆様が見守ってくださっていることを励みに、今日も綴って参ります。

タイトル、当たり前体操過ぎることを書きました。すみません。
しかし改めて、このタイトルで行かせてください。

改めて書いておくことで、同じ轍を踏む人が少しでも減ってほしい!
その一心でございます。

本日は最終面接~入社まで編です。
今回のテーマは、「好意的解釈は、ほどほどにしような?」です。

お付き合いいただける方は、スクロールをお願いいたします。


前回までのあらすじ

(前記事読むのが面倒な人向け↓)

面接待たされたり、バックオフィスのDX化に疎そうな若い人が管理部長としてが出てきてドッキンコ☆してたけど、突然現れた重役さんの 壮大過ぎる矛盾だらけ理想論の数々に 会社展望論にわたくし大感激(ぐるぐる目)

管理部長も、そんな若さで基幹システム導入のプロジェクトリーダーやいろいろITツールを導入できるなんてすっごーい!(ぐるぐる目)

よーし、次の最終面接もがんばっちゃうぞ♡
と、善良純粋錯乱ウーメンが過ちルートを確定させたところまで書きました。


一時面接そのあと

興奮さめやらずの帰宅道中

面接で聞かされたMD(マネージングディレクター)現状との矛盾だらけ理想論による高揚感の持続力は、凄まじいものがありました。

本部事務所をあとにする際、例の出勤している事務所メンバーによるヤのつく職業の皆さん風お見送りご挨拶の洗礼も再度受けることになりましたが、
(詳しくはこちらの記事をご参照ください↓)

すっかり感化された私には、先ほどの違和感が消えてしまっていました。

人間はこうやって洗脳されるのです皆さん。よく覚えておきましょう。

と言うのも、やはりこれまでの転職戦線が非常に厳しく、私自身疲れていたこともあったのだと思います。


それほど、最終面接が確約された安心感は強烈だった

残念ながら、アラフォー子持ちで経理総務の経験が長いだけの、簿記資格もない人間にとっては、世間的に人気な事務系の正社員職を探すには高い壁があり、難しい現実があります、、、

丁度、転職エージェントにもクソみたいな暴言も吐かれていた頃…………

それでも、この会社では私の力が歓迎されている!!
その証拠に、最終面接もどうやら確定されているっぽいぞ!!

この感覚が、脳内麻薬ドバドバにならないはずがないじゃないですか……
(´;ω;`)ウッウッ

しかも、罪深いことにその会社は地元ではそこそこの有名企業です。

テンションが高いまま帰って、すぐに報告した家族も大いに喜び。
誰しもがこの先の幸せな就職、就業を信じていました。

これが最早、妄想に近い好意的解釈によるものなんて、誰が見抜くんですかホント。もうやだ。私ほんとバカ。このおたんこなす!


そして間髪入れずにアプリへ届く、最終面接のお知らせ通知

そこに追撃を入れるかのように、遅い時間(17:00開始)の面接だったにもかかわらず、珍しく翌日午前中には一時面接通過の正式な連絡が届いていました。

管理部長のメッセージも粋なもので、「私は是非、amamiyaさんと一緒に働きたいと思いました」なんて言葉も添えられているじゃありませんか!

実はこの管理部長、子供の体調等のリスケにも快く応じてくださったり、私自身の体調も気遣っていただいたり、そこも非常に好印象だったわけです。送られてくる時間は基本的に終業時間後だったけども。

そして肝心の最終面接の日程ですが、なんと二日後を指定されていました!
どうやら多忙らしい社長のご予定に合わせると、直近はそこしかスケジュールの空きがない様子、、、、

しかしながら、ここで疑問に思って踏みとどまることが出来ていれば、このnoteは存在しないわけでして。


最終面接編

ご想像のとおり、大変うかつで愚直なわたくし、当時の現職ですぐに有休を申請し、面接可能の返事を出しまして。

そして迎えた、最終面接の日でございます。

例の儀式じみた全員起立の挨拶を乗り越え(数日経つとやっぱり恐縮しました)、私は前より広い方の会議室に通されていました。

お辞儀の角度、これくらいあるよ byいらすとや


1.二度目の事務所への訪問、社長の姿はない

因みに会議室と言っても、実は事務所内でブースに仕切られた簡素なものであり、ほとんど全部筒抜けだったりします。
(この辺り、後日に詳しく書きますので、ふわっとイメージだけしていただければ幸いです。)

そんでもって、本社事務所に訪問した時から疑問だったんですが、どうやら社長らしき人の姿がないな…????
あと、事務所内が少し慌ただしいな??????うん???

そうです、私はここでも待たされました。

いや、どういうことなの…スケジュール調整したんと違うんかい………

流石に多少の違和感が湧き、少し及び腰になる私。
しかしここでも、私を正気に戻そうとしないのが、好意的解釈です。

『社長、お忙しいって聞いてたし…きっと、仕方ないのよね』

今考えると、ここにもブラック企業の特徴が出ていたに過ぎないのですが、
すぐさま ♪わたし待ーつーわ♪ モードに入るわたくし。
歌が古い。

まだ訓練されてもいないのに、とんだ社畜予備軍でございますよ全く。


2.満を持して現れる社長、そして即内定へ

待つわモードに入ってすぐくらいに、社長はやってきました。

「待たせてごめんなさいね。初めまして、社長の東山です」

よく焼けた肌、鍛え抜かれた体。洒落たファッション。鋭い瞳。
第一印象はそんな感じでした。いかにも成功している中小企業の社長然としたお姿です。そして謎の圧がある……!!

「ではまず、あなたの自己紹介をしてください」

その一言でテンパった私、考えていた言葉が全て吹き飛ぶ大失態を犯しまして。かみかみで四割程度の経歴を伝えて尻すぼみになりました…
すると。

「なんだ、それだけかいな。まぁいいや。
 とりあえず、管理部長に絶対採ってくれ、と言われてるのでね。
 内定です

へっ、今なんて????????
と、もう少しで口から出るところでした。

内定、出ちゃった。この短時間で。


内定………?? byいらすとや


ぽかんとしている私を他所に、社長は続けます。

あなたがやって来たことは管理部長から大体聞いてます。
そして先ほどの自己紹介で、ITツールの使いこなしを第一に挙げていた。そこにあなたの自信が現れているように思います。いい目をしている。
これからわが社のために、あなたのその力を発揮してください。よろしくお願いします」

「因みにですが、うちで働く上で特に注意してほしいのは、他人への接し方です。他人を見下さない、相手の仕事をきちんと尊重、尊敬すること。普通のことですがね。そこのところを注意して、今後は頑張ってください

彼はそう言って、私の前にスッと手を出しました。握手の促しです。
私も恐縮しながらも、こんがり日焼けの手を握り返しました。

「手続き類があると思うので、あとのことは、管理部長と話してください。それでは、頑張ってね」

そのまま社長は会議室を退出し、事務所も後にされました。
引き続きぽかんとしている私の元には、ニコニコ笑顔の管理部長がやってきました。

「内定おめでとうございます!では、今後の手続きの説明をしますね!」


え、、、いや、、、どういうこと?


彼女の説明を聞きながら、私の頭に浮かんでいたのは、あっけない内定と、それを後押ししたらしい管理部長の権力への恐れです。

とんでもない会社に来たんじゃないか、とこの時少しだけ後悔したものの、この時点の私にはまだまだMDのキラキラ理想論の後遺症があり。

この日、本当の意味で地獄への階段を降り始めたのでした。


教訓


面接の時間を指定したにも関わらず、何度も待たせる企業。

・応募者へ、面接のために無茶なスケジュール調整をさせる企業。

・最終面接始まって、秒で内定が出る企業。
 (特に、投げやりな「まぁいいや」が出る会社には要注意!!)

には、皆さん気を付けましょう!!
身をもって経験した人とのお約束だぞ……………!!!


何でamamiya入社決めたん?と言わないでください…何卒…

次回、内定その後エピソードを挟ませていただき。
いよいよ出勤初日編、始まります。


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amamiya@令和ブラック転生の人
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