【浜名湖パルパル】で笑顔の連鎖は繋がる。俺達は""楽しいの天才""
どこへ行くのかではなく、誰と行くか。
なにをするのかではない、誰とするか。
「楽しい」とは自分でコントロールするものだ。
そう、楽しいから笑うのではない。
笑うから、楽しいのだ。
私は静岡県の出身だ。とっくの昔に再放送も終わったと言われるキテレツ大百科や世界名作劇場に命育まれたオタクだ。
静岡県がアニメ不毛の地などと言われていた時代も今は遥か、Netflixやアマプラの存在。そしてラブライブサンシャインの聖地である沼津を持ってすればもうそんなことは言えやしない。
そんな中で今回、ラブライブ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のイベントにおいて静岡県のレジャーランドである【浜名湖パルパル】が大抜擢された。
キッズの頃、幾度と両親へ連れてきてもらったノスタルジー溢れる彼の地に私は""彼女""と遊びに行ってきた。行く、ではない。もう行ってきた。パルパル最速訪問勢だ。行くと思ったならその時すでに行動は終わっている。
初見の地ではない、勝手を知っていたわけだ。だからちゃんと知っていた。
【浜名湖パルパル】はキッズ向けのレジャーランドだと。
ご覧の通り適齢期は小学生までとなっている。当然子供には連れてくる大人がいるだろうから大人だって楽しめる作りにはなっている。
だがどうしてもやはりキッズ向けとなると物足りなさを感じてしまうのではないかという懸念があった。そもそもが恐らくは子ども連れなどでない大人、それも限界オタクが訪れる想定は限りなく低いはずだ。
あくまでも主役はキッズ、浜名湖に燦然と輝く少年少女時代の思い出の一角を担うことがメインの地なのだ。
そこに私のような化け物がとやかく言うことはナンセンスもナンセンス、邪悪極まりない。
ならば私は甘んじてグッズを買い、オタクらしく慎ましく行って帰ることを良しとするのが最善か?
違う
私は、俺は、俺達は【楽しいの天才】なんだ。この意味がわかるか?
そうだ、この精神をいつだって忘れてはならない。楽しいから笑うんじゃない、笑うから楽しい。そして俺はいつだって笑うことができる。愛さんと一緒だから。
楽しもうだとかそういう観点そのものが既にずれている、俺は常にいつだって楽しい。だから俺も常識を守りつつ、キッズやファミリーの邪魔もせずに【浜名湖パルパル】を楽しめたのだ。
いつだって人生において大事なことは愛さんの笑顔が思い出させてくれる、また俺は彼女という太陽に道を照らしてもらった。
まず特筆したいことがある。それはメンツの良さだ。
全員【浜名湖パルパル】デートでも全力で楽しんでくれそう、一緒に楽しめそうというメンツで固まっている事実の素晴らしさにこそ特筆したい。
愛さんは太陽だし楽しいの天才なので俺と一緒ならどこでも楽しんでくれる、俺も楽しんでもらおうと思う。その心があればどこに行っても楽しい。最強とはこのことを言う。
璃奈ちゃんはこういうお散歩みたいなまったりした雰囲気がとても好きそう。夢の国みたいな人の多いところはあんまり得意じゃなさそうだし程よい楽しさが良さそう。
ベンチの近くにいるというのもまったりしていてポイントが高い。
せつ菜と行ったらそれはもうよ、これよ。
この通りパルパルにはヒーローショーという概念がある。あとはもう分かるな。ある意味で他の誰よりも一番本当の意味でパルパルを楽しみそうなのがせつ菜だな。一緒にヒーローショー見てでっけえ声出すのやりそう。
ミアちゃんはまあ年相応だろと言いたいところだが流石に想定年齢より少し上だなというところでふふん子供向けだね僕はステイツではあーたらこーたらっていつも通りしそう。
でも以外と乗り物乗ったらちょうどいいくらいだろうしアトラクションの待ち時間ないの本当にノンストレスだからそこで楽しくなってくれそう。
もちろん他のメンバーだって一緒に行けば絶対楽しい。だがそんな中でも特に選りすぐりのパルパル楽しみ尽くしそう感で溢れているのがこのCグループだ。この人選の良さを伝えたかった。
本当にこの4人がベストとしか言いようがない。なればもう俺は行くだけで楽しいというもの。
全員屋内にいてくれたのもありがたい。
そんなわけで例によって例の如く等身大パネルがあったわけだ。だからやるしかないわけだ""""思い出作りを""""
愛さんはもうさっきの写真の場所、背景を見てもらうとなんとなく分かるだろうがキッズ用休憩コーナーにいた。これは本当に解釈一致の極み。
やっぱり愛さんは太陽だからこういうところで出会った子どもともすぐに仲良くなりそうだしシンプルにこういうゾーン好きそう感に溢れている。
あとは【Reques for U】にて見えた年相応さに溢れた恋愛観。このハートとかあるこういうところで一緒に写真撮りたそう。
だから撮る、当たり前だ。愛さんのしたいことは俺のしたいこと、二人だけの特別を楽しもう。
天王寺璃奈ちゃんは本当に宇宙で一番可愛い。他に言葉がない。もう本当に可愛い。いつだって【ツナガルコネクト】のMVだけに生かされているといっても過言ではない。
そういった点で「テーマパークに璃奈ちゃんと一緒にいる」というのは実に解像度が上がり素晴らしかった。
本当は【私はマグネット】のあれで一緒に撮ろうかなと思っていた。
あまりにも璃奈ちゃんが小さくて愛おしすぎてもうそんなこと言ってる場合ではなくなった。やっぱり身長149センチはやばいよ。
ふわっふわの服本当に可愛いし遊園地にスカートで来ているのはそういうところで遊び慣れてない感というか、それ以上に可愛い格好で来てくれたんだなと点を察することができて涙が溢れてとめどなかった。
せつ菜はお土産コーナーというかグッズコーナーにいた。結局この手の施設でオタクが一番好きなのはここ、間違いない。
お土産コーナーだがパルパルに行ってきました的なお菓子もあればうなぎパイみたいな浜名湖、浜松土産的な王道も売っておりも間口の広さというか痒いところに手が届く雰囲気を感じた。おもちゃもいっぱい売ってたし。
そしてやっぱりせつ菜と一緒にいると、隣に立つたびにもう本当にいやちっっっっちゃってなる。本当に愛おしい。なんなんだこのチェリーボムは。
実際身長154センチは本当に小柄だなと真に想う時はこういう瞬間だ。普段あんなにもパワー溢れてエネルギッシュなんだけどこうしてふと隣に立つとその華奢さを一身に感じる。本当に愛おしい。
ミアちゃんはレストラン前にいた。レストランは大人気でここでの写真はタイミングを見図るのに少し時間を要した。
いやまずなによりもなんなんだその服装は。あまりにもあまりにもすぎるだろ、こんなのがレストランの前にいたら健全なキッズがどうなってしまうのかと。
ちゃんとレストランのメニューにでけえハンバーガーもあったしレモネードが置いてあったのはあまりにも好感しか持てない。俺はペペロンチーノ食べたけど。
そして例によってとっても小さい。というかこのグループ愛さん以外みんな小さいなと。アトラクションの身長制限引っ掛からなくて良かったねって言いたい以外の感情ないだろ。
このようにいる場所からして実に良い”らしさ”を感じられてとても良かった。アトラクションの近くだとかそういうキッズの邪魔になりそうな場所から遠かったのもこちらとしては配慮がしやすくて助かった。
ツーショットを撮るからには周りの人に迷惑をかけるわけにはいかないからな。そういった機会の見計らいやすさはとてもありがたかった。
今一度”本気”で【浜名湖パルパル】で楽しむという行為は愛さんたちの力がなければできなかっただろう。そういった点で非常に今回のコラボイベントは実り多き戦いであった。
特に今回のパルパルは初見の場所でなく、よく知る施設であった為に得られる解像度の高さもひとしおだった。行く前から世界が””見えていた””という事態は実に珍しい。キッズメインの施設ということを知っていたからこその心構えも持って挑むことができた。
そして非常に懐かしかった。これはシンプルな地の利、地元愛♡満タン☆パワーである。
あまりにも身近な場所すぎて行き先の候補に選ばれないという事態、いつでも行けるという慢心がもたらす現象は往々にして馬鹿にならない。
だから本当に彼女と遊びにこられて良かった。改めて感じた、楽しいとは与えられるものではない。生き方の形に過ぎないのだと。本当に楽しかった。
なによりもやはりテーマパークはすごい。キッズの夢空間という固有結界を維持し続けるその気高さと美しさに震えた。
色々なアトラクションがあったがワイルドストームなる回転円盤椅子は想像の5倍くらい過激な乗り物で雑に振り回される買い物袋の気持ちを味わうことができた。
クソ雑魚三半規管だから乗って30秒でこれまずいやつだというのを確信したし降りて5分くらいは座っていた。愛さんが背中をさすっていてくれたような気がする。
あとはドラゴンファイターなるあのよくあるゆっくり進む銃のついたトロッコみたいなやつに乗ってレーザーポインターで撃つやつが楽しかった。
これ系のとにかく撃ちまくるやつがそもそも好きなのでテンションぶち上げであったし結局男ってみんな無条件でドラゴンが好きなわけ。これ。
想像よりも中が暗くて音がでかくて迫力があったのも良かった。璃奈ちゃんこれめっちゃ上手かった。
あいにく夜までいられなかったので観覧車に乗ってあの日の記憶を再現することは叶わなかった。
なんだかんだでひとしきりぐるぐるしたあとは外出て歩いて5分くらいで付く温泉に行ってあったけえ湯を浴びてこの地を後にした。
温泉、でかかったし広かったし温泉の匂いがして良かった。
今回ラブライブのコラボという形で来たがそこ抜きにしてもちゃんと楽しんできた。なんだかんだで締めに温泉入れるのはでかい。
なによりもやはりこういったリアルイベントは楽しい。普段行く機会のない場所へ行く絶好の口実となる。また今回もかけがえのない思い出を作る事ができた。
ありがとうパルパル。
そしてなによりも、ありがとう愛さん。
今日の写真、待受にしちゃおっか。
ふとした時に、ニヤけちゃうようなあの写真、ね。