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No.91 60cm水槽のメダカ振り返り

こんにちは、Yです。

最初に書きます。

【今回の記事には「魚の死骸」の写真が含まれます】

一番最後のほうで書きますが、とりあえずの注意です。

苦手な方は本記事を飛ばすか、目次をつけておくので、最後の項目は読まないようにしていってください。


1. 食い意地

メダカの産卵はまだ続いていますが、さすがに増えてきたのでここ2日間ほどは、新しい卵の採集はやめていました。

そこで起こったのが、親メダカの卵食い。

これ自体は普通にあることですし、悪趣味と思われるかもしれませんが、死んだ稚魚の体は親メダカにあげています。(今のところ2匹分)

理由としては、生まれた稚魚をゴミとして捨てるほうが嫌…という個人的で、感覚的な話なので、まぁそういうものかとスルーしてください。

そういうわけで、自然界であっても親メダカが自分で産んだ卵や草についた卵、生まれた稚魚を食べることはよくあるのですが、

今回は、卵を口につけたまま泳いでいる親メダカを発見しました。

▼ しきりに口をパクパクしています

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▼ よく見ると、口の上にむかって透明な膜がついていました

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卵を食べようとして粘着糸が口につき、粘着糸が長いせいで卵を食べようにも食べれず、吐こうとしても粘着糸のせいで取れず…という状態だったようです。

しばらく見ていると苔になすりつけようとしたり、口をパクパクして吸って吐いてしたりしていましたが、全然だめでした(笑)

自然に取れるような気はしましたが、抱卵個体だったこともあって、卵を取るついで…と言い訳して濡らした綿棒で口を拭いました。(しばらく卵取るつもりなかったのになぁ……)


2. 60cm水槽のメダカの減り-振り返り

▼ 60cm水槽のアイドル:シマドジョウ(小)

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第3世代の稚魚が生まれたこともあって、ちょっと今のうちに60cm水槽のメダカの減衰を振り返っておこうと思います。


現在は15匹ほどのメダカがいて、雄が少し多いです。

卵を産むメスは4匹くらいですが、そのうち1匹はアルビノ個体であり、あと1匹は体が小さいこともあって抱卵の回数は少なめでした。


去年の10月くらいに水槽をお引越ししました。

本来であれば現在メダカは20匹くらいいるはずでしたが、以下の理由で亡くなりました。

・痩せ細り病(1匹)…購入してからの移動、環境変化のストレスと推測

・内蔵不全(2匹)…1匹は先天性と思われ、1匹は急激な水温変化と推測

・過抱卵(1匹)

すこし前に記事にしていた過抱卵の子、亡くなっちゃったんですよね……。(詳細は後述)


前にも言った気がしますが、死んだメダカはミナミヌマエビが処理しています。

一応水槽自体は安定しているので、そこまで立て続けにメダカが無くなることはなく、ミナミヌマエビとシマドジョウ&底面濾過の力で回っています。

本来であれば2年の寿命を全うさせてあげたいですが、内蔵不全による立ち泳ぎとか…どうにもならないことが多くて歯痒いです。

特に今回は、過抱卵の子が逝ってしまったこともあり、こんな振り返りをしました。

去年の引っ越しから落ち着いていたと思いきや暖かくなってきて、2匹も死んでいて、しかも新しくお迎えした5匹のうち1匹も…… なんだか死なせすぎでは?と思って書いてみました。


暖かくなってきて急に食欲旺盛になりますが、急にたくさん与えると、冬の間活動していなかった臓器に負担がかかるそうなので、その点は全く考慮していなくて反省しています。

あとは、一瞬体をこすっただけでなんともない子とか、なんともないように見えて実はずっと水底にいる子とかが居るので、ちゃんと時間を開けて観察しようと思います。

せめてもの救いは、すっかり人慣れして水槽前に座るとワーッとメダカ達が寄ってきてくれることです。体調見やすくて感謝してます。


3. 過抱卵メダカの死

グロい画像貼るので、苦手な方はここまでで結構です。ありがとうございました。


さて、前述した通り過抱卵のメダカが死んでしまいました。

印象として、死因は過抱卵によるものでした。

実はそこまでお腹がパンパンだったわけでもないのですが、こちらが過抱卵だと思ってから1週間以上卵を出していない状況でした。

▼ 画質荒くて分かりにくいですが、お腹がパツパツになっていました

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あまりに卵を出さないままになったので、実は内蔵が腫れているのではないかと疑っていました。

そこで、一度、肛門付近をマッサージして、様子を見て、必要であれば雄多めのハーレムを作る。それでも卵が出なければ内蔵疾患の可能性が高い、と判断しようと思って、

まずはマッサージしました。

その後、卵が出ました

肥大化していて白濁りした卵が1個、肛門付近についていました。

思わぬことで、写真が撮れなかったのですが、普通の卵より一回りか二回り大きいものでした。

それを見た時、中で卵が出せなかったのはお腹の中にこういう卵が詰まっていたからじゃないかと思いました。

そこからどうなったかと言うと、その卵を出してからはまた大きいお腹のままで過ごし、翌々日に水槽の底でじっとするようになってしまいました。

そして水槽の底でじっとしていた次の日に、Mさんが過抱卵の子の死骸を見つけました。

お腹が重かったせいか、死んで既に沈んでいたらしく、ミナミヌマエビが群がっていたそうです。



で、Yが見た慣れ果てがこちら▼

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▼ エビが食べようとしている白い部分は眼球のようでした

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あー…とても綺麗に食べられた…。

骨しか残っていませんでした。

しかもその後、骨もどこかへ行きました。


マッサージとか逆ハーレムとか…色々やった結果がこれか……という虚しさのようなものもありましたが、

後から知ったのは過抱卵になって数日経過すると既に手遅れになるケースが多い、ということでした。

動画でショッキングなほどお腹が横に広がっているメダカを拝見したりしていたので、どこかで「うちの子はまだ大丈夫」と思っていたような気がします。

無念。




どうしても生き物相手なので、都合の良いことばかりじゃないですね…。

稚魚が生まれて、順調だった傍らでこんなこともありました、という話を書きたくてこんな更新になりました。

暗くてごめんなさい!!


まだメダカ飼い始めて1年も経っていなくて、やっぱり知らないことばっかりだなと思います。

まだまだ勉強しながら飼育します。



では、また。

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