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【X-T4】うめきたガーデン開業記念! NOKTONでスナップ撮影・夕景編 #018
先日、うめきた公園の一部が開業しました! 早速カメラを持ってスナップ撮影してきたので、いくつか写真を紹介したいと思います。
今回はFUJIFILM X-T4とVoigtlander NOKTON 23mm F1.2の組み合わせで、全て撮って出しです。
ちなみに、POVの動画も作ったので良ければ見てください。
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まずは大阪駅からうめきたガーデンに向かう道中に撮れた一枚。いわゆる白飛び写真ですが、スナップの始まりにふさわしい一枚だと思っています。
まず特筆すべきは前ボケ。とても滑らかで、嫌味がないように感じます。手前にある植木を前ボケにしていますが、葉っぱにあたる光がところどころ玉ボケになっていて、動きを生み出してくれています。
奥にある梅田スカイビルにピントが合っていますが、ここは白飛びしてしまっています。それでも、これからそっちに行くんだという予感のようなものを感じさせてくれる、いい演出になっているかと思います。
NOTONの明るさを象徴する一枚になっています。
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これも似たような意図の写真ですが、明確に違うのはうめきたガーデンができてからでないと撮れない光景ということ。
上に見切れているのは大きな歩道橋。下はうめきたガーデンの豊かな植物たち。三分割構図で新しい梅田を表現しています。
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これも歩道橋を活かした一枚です。シンメトリー構図でモダンに写そうと思った時に、少年がフレームインしてきてくれたことでストーリーが生まれました。
この写真で目を引くのは、やはりハイライトの色味かと思います。これはフィルムシミュレーションのPro Neg. Stdを使っています。斜陽を美しく映すのにうってつけのフィルムシミュレーションなうえ、F1.2が描く浅い被写界深度も雰囲気を補ってくれています。
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うめきたガーデンの真ん中に行くと、大きな噴水と水場がありました。ここはやはり、リフレクションを活かして撮りたいところ。
NOKTONは開放で使うと、周辺減光が出てきます。周辺減光と聞くとマイナスなイメージになるかもしれませんが、四隅が落ちることによってトンネル効果を生み出し、奥行きを表現することができます。水面と奥に見えるグランフロントの距離を立体的に表すことができた一枚です。
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これは風景写真ですが、勇気を持って開放で撮りました。逆光のシーンで開放を使うと、NOKTONの柔らかさ、曖昧さが美しく感じられます。
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一方でF5.6まで絞るとこの描写。一気に緻密で、全てを映し出すレンズに変化します。
葉っぱやビル群のディテールを残しながら、光をしっかり捉えている、印象的な一枚になりました。
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逆光+接写の作例。着目したいのは後ボケの滑らかさ。
ピント面から緩やかに違和感なくボケへとつながり、ボケはほとんど情報が落ちながらも柔らかな陽の雰囲気を残してくれている。
NOKTONは開放を活かしながら、たまに絞ってカリカリの描写にも持っていける、最高のスナップレンズだと改めて感じました。
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うめきたガーデンはスナップにも最高の場所なので、写真好きの方はぜひ行ってみてください!