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プロダクトを開発するチームに初めて参加して感じたこと
前回の記事は、復職前に書いた2年半の育休を振り返り、育児をしながら働くことについて考える回という記事でした。
5月に復職して半年以上が経過。前回の記事では、育休前に働いていた部署でマネージャーとして復職すると書いていましたが、その後状況が変わり、復職を機にマネージャーを降り、部署を異動し、職種も変更することになりました。今回は、現在の仕事や実際の状況について書きます。
今何してるの?
ECサイト構築サービス「カラーミーショップ」のディレクターという職種になりました。すでに走っているプロジェクトチームに後から参加して、プロダクトオーナーのプロダクト管理以外でやれそうなところを拾う業を担当しています。
会社での「ディレクター」という職種は多岐にわたります。私が対応している仕事の内容としては、あまりピンとこない職種名ではあります。が、社内で存在している職種の中では一番近いのはこれなのかなぁ…くらいの気持ち。
カスタマーサポートとしては長年、カラーミーショップに携わってきましたが、プロダクト開発のチームの一員として働くのは初めて。右も左も分からん状態ではありますが、一緒に働くメンバーは(私としては)以前からよく話していた方が多かったので、ここはありがたいところではありました。
プロダクト開発チームに参加して感じたこと
大きく異なるスキルや属性、仕事のスタンスや好みの進め方の人と仕事をするのは大変
カスタマーサポートの時は、対応する仕事内容やスキルセットはそこまで差はなく、仕事の進め方において大きく困ることはなかった記憶があります。仕事におけるストレスポイントを察することにそこまで大きな労力を割かずにいられました。そして、私が横着していただけではあるのですが、仕事内容の関係上、みんなは3伝えると8くらいは汲み取ってくれるので、楽だなぁと甘えていたところもあったりします。
現在は、エンジニア、デザイナー、ディレクターと、様々なスキルセットとバックグラウンドを持つメンバーと働いています。仕事の進め方(同期や非同期の好み)も多様です。以前のアプローチでは通用しないと実感しました。
ミーティングやSlackに出てくる話題や課題に対して、共通言語のように語られることに対して、分からないことは質問したり調べたり。それ以外にも、例えばこういう時はテキストに残した方がいいんだ、とか、図にしておく方が助かるんだ、とか、仕事の進め方の観点でも学ぶことが多かったです。
言葉ひとつで議論が生まれる
例えば機能名や、そのページに置く言葉ひとつ決める場面において、何も分かっていない私からすると「んーまあ、◯◯がいいんじゃない?」とか言って反感を喰らいそうな発言をしそうになるわけです。
そういった場面で「こういうリスクがある」とか「こういう理由でAよりBがいい」とかポンポン出てくるのを目の当たりにして、こういった人たちが世の使いやすくてかっこいいプロダクトを生んでいるのだなぁと感動したものです。
私たちが属するGMOインターネットグループにある、スピリットベンチャー宣言(社是・社訓にあたるもの)で以下のような一文があります。
「エンジニア」「クリエイター」はグループの宝。新しい価値を創造し、育てることができる仲間たちを尊敬しよう。
完全同意した日々でございました。
余談ですが、最近私が作ったスライドをチームのデザイナーが整えてくださったのを見て、めちゃくちゃ感動したのでした…やっぱプロはすごい…
GMOペパボ EC Advent Calendar 2024 の16日目の記事でした!