【キプロス編】Antonis Antoniou - "Kkismettin"【音楽世界周遊】
こんにちは、DJ / トラックメイカーのMXRKです。
今回は、地域ごとに音楽をディグって行く企画の第18弾。
地中海の東部に位置するキプロス共和国からアーティストをご紹介します。
本日の地域:キプロス共和国
キプロス共和国は人口119万人、国土面積約9,251平方キロメートルで、日本の四国の半分ほどの広さです。
国民の8割がギリシャ系で、2割がトルコ系から構成され、言語の面でもギリシャ語、トルコ語、英語が話されています。
国旗には黄金色のキプロス島が描かれているのですが、実はその島全体がキプロス領土というわけではありません。南北は別の国になっており、北部はトルコだけが国と認めるエリア(北キプロス)があるのが実態。
本日のアーティスト:Antonis Antoniou
本日は、キプロスの人気グループMonsieur DoumaniやTrioTekkeの創始者でもある音楽家Antonis Antoniouによる初のソロ作"Kkismettin"をご紹介。
伝統楽器だけでなく、シンセや、Greek CypriotsとTurkish Cypriotsの両言語を操りながら奏でられる楽曲たちは、同国のロックダウンによる閉塞感を打破する力と願いが込められた、政治的でコンセプチュアルなアルバムに仕上がっています。
Antonis Antoniouが参加している2つのバンドについても、参考までに楽曲を連ねておきます。
[参考] Monsieur Doumaniの楽曲
[参考] TrioTekkeの楽曲
おわりに
今回はキプロスより、Antonis Antoniouをご紹介しました。他にキプロスでオススメのアーティストがいましたら、是非教えてください!
ではまた!