【ぶっちゃけTEENS君のことばプロジェクト】ことばの教室第4弾②
こんにちは!ことばの教室前説担当のMCなでかたです。第4回目の今回は株式会社ハッシャダイさんにお邪魔して、3日間に分けての授業を実施しました。今回は2日目の様子をお伝えします。1日目の様子はこちらをご覧ください。
2日目は、1日目の終わりにあった「ストーリーをラップにする」という宿題を踏まえ、内容をより深め作り上げる事をテーマに授業を進めます。いい声で歌えるようにと、まずは楽しく・活舌が良くなるオリジナル発声練習から始めます
HIPOHOPボイトレ
ヒップホップ
ヒビットゥヒビヒビ
ヒップホップ
ドンスタァ
「腹から声を出すと、芯があって人に伝わる声になるのでやってみよう!」
リズムに乗りながら、大きな声を出し準備完了!
5人1組になり作成してきたラップをお互いに聞かせあいます。
「もっと突っ込んだ内容を入れ込んでいこう」「これまでの人生をどう歩んだか、そしてこれからの人生をどう歩むかを書いてみようぜ」「もう2小節増やしたほうが語呂がいいかも」「生い立ちとか自分にもっとフォーカスあててみよう」「長すぎる部分はもう少し端折っていったほうがいいかも」各グループごと内容へのフィードバックを進めていきます。
ストーリーラップの一例として、パラリンピック柔道選手初瀬さんのラップを、晋平太さんがラップします。
ラップののち、その歌詞の重さに会場はひと時静まります。
晋平太さんはこのラップを踏まえてみんなにこう語りかけます。
その自己紹介の奥に、何が入っているのか、そこまで考えないと、進まないぜ、刺さんないぜ?これ刺さるでしょ?なんで刺さるか。丸出しにしてるからでしょ?話をしてるからでしょ?多分言いたくないことまで言ってるからでしょ?無理に言いたくない事言えとは言わない。けど、これが言葉のもってるラップの持ってる自分をさらけ出したときの強さです。
それを踏まえて現時点のラップを生徒が順番に発表していきます。
人間関係、怠惰な日々、受験での失敗、家庭環境のこと、これからの目標などなど、さまざまなぶっちゃけラップを聞かせてくれました。
授業の終わりに晋平太さんはみなさんに次回の授業はLiveをやることを告げ、授業に向けてこんなメッセージを残しました。
出来れば自分の歌詞を覚えてきてくれた方がいいし、失敗をしてももちろんいいけれども、自分の人生を人に聞いてもらう、そのために自分の出来る限りの努力をする。それがリスペクトでしょ、と。自分の話を人に聞いてもらうんだから、自分はこれでいいのかどうか限界まで考える。で、それを一生懸命人に伝える。それがライブでしょ。それをやりましょう。
次回はいよいよ自分の人生を伝えるLiveに!