【ぶっちゃけTEENS君のことばプロジェクト】ことばの教室第4弾①
こんにちは!ことばの教室前説担当のMCなでかたです。第4回目の今回は株式会社ハッシャダイさんにお邪魔して、3日間に分けての授業を実施しました。
ハッシャダイさんは「体験・選択格差」がない社会の実現を目指す企業さんで、東京以外在住の中高卒の若者を対象に職・食・住を無償提供しながら職業訓練が出来る「ヤンキーインターン」という制度を実施しています。今回は「ヤンキーインターン」に参加している生徒さんたちを対象に授業を行いました。
自己紹介ラップ作成
1日目は今までの教室でも行ってきた自己紹介のラップの授業から始まります。
まずは今回の授業の趣旨を説明。
「今日はゼロを1にすることで<折れない自分・折れない自信>そういうのを身につけてもらえたらなと!」
皆さん真剣なまなざしです。
晋平太さんがひとりひとりの自己紹介ラップと向き合います。生徒さんの中にはラップ経験者もいて話が盛り上がります!
トップバッターのMCズッキー 地元の人口を増やす!地方創生の夢を語ってくれました。
MCズッキーを皮切りに次々と前で発表が続きます。発表後は男子特有の「うぉおおぉお」と歓声が上がります。
ひとしきり発表が終わった後、Bars & Melody - Hopefulを鑑賞。次回の授業のテーマ「ストーリーを作る」上で大事な3つの要素を伝えます。
・主人公・舞台・テーマ
これを基に次回の授業では、今回のテーマは特に、ハッシャダイのインターンになぜきているのかという視点で考えるように伝え、1回目の授業は幕を閉じました。
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フリースタイルバトル勃発!?
授業後、ラップ経験者MCやきそばとフリースタイルバトルをしてみてはという展開に!
MCやきそばは晋平太さんへのリスペクトを、晋平太さんもMCやきそばへの感謝の気持ちをラップに込めます。
ラップの後、晋平太さんはこうたしなめました。
「ひとつ言っとくぞ!バトルしろ、バトルしろ、当然リスペクトを込めてステージに立ってればいいけど、じゃあここでいきなりやきそばがここでお前が煽ったおかげで悪口言ってきて、俺がムカついたら責任とれんの?MCがラップするってそういうことだから。」
そして続けます。
「今の気持ち、ラップしろ」
バトルを提案した生徒にマイクを渡します。
ラップ経験はないと言いながらも、精いっぱいのラップ。それに対して晋平太さんは
「一歩前に出て何かをやることは素晴らしいから、その通りにやったらいい。ただ不用意にバトルしたら相手に対してリスペクトを持て、それはそういうことだから。覚悟をもって上ってる場所だから許される。」
少しピリッとした空気が流れた後
「じゃあサイファーでもして遊ぶか!」
サイファー…複数人が輪になってラップすること
授業で発表出来なかった生徒も、堰を切ったように、どんどんと自己紹介ラップを披露していきます!素人目ですが、韻を踏みながら自分なりのリズムも付けつつ歌っていて、はじめてとは思えぬうまさでした。
思わぬ授業外の授業となりましたが、そこでも、晋平太さんは大事なことを生徒たちに伝えてくれました。
2回目3回目のレポートもお楽しみに!