なんか腹が立つ人の正体
わたしには何故かわからないけれど腹が立つ人がいる。
人そのものが嫌というより、
自分の中の何か抑え込んでるもの(本当はやりたいけど、やるべきではないと思っていて、やれていないこと)をいとも簡単にやっている人に腹が立つ。
自分は我慢してきたのに!ずるい!という感情なのか、純粋な羨ましさなのか、混乱してよくわからなくなる。
わたしの場合、見ると腹が立つ人は
①視野が狭く、決めつけが激しい、その決めつけを人に教えてあげてはドヤる
②自己主張と承認欲求が強い、認められたい注目されたい、誰にでもマウント会話泥棒する人
③目上の人に対して失礼な言動をする人(悪気はないが常識がない)
④仕事で失敗した時、人や環境のせいにして開き直る人
これらはすべて、私の中で無意識に
やってはいけない、と思って自分を律してきた事だ。
あとは純粋に、自分のことが分かっていて自信満々な人が羨ましい。私は自分がわからないし、他人からの評価は高いのに自分をうまくアピールできなくて、悔しい
私は本当は人に教えるのが好きだけど、絵を書くことやアクセサリー製作、今の仕事の引き継ぎ等、周りの人からその分野のエキスパートだと認められた分野でしか自分が教える機会がなかった。
ほんとうの私は見栄っ張りだけど、転校した際に前の学校の話をしたら都会自慢だと言われたので、自慢は嫌われるものと知って以降やめた
部活の先輩が怖くて、校内で気付かず挨拶しなかった時や先輩よりも遅く練習に行ったときに怒られたのが怖くて嫌で、礼儀正しく行動するようになった
社会人になりたての頃、仕事でやってることが完全には理解できず時間がかかってしまい、先輩に何回も聞くと理解不足だと怒られるので、家で今日習ったことをノートにまとめて復習する等、できるようになる為の努力をした
本当はもっと人に教えてすごいと思われたい。尊敬されたい。憧れの存在になりたい。
人に嫌われたくない気持ちから、自分の承認欲求に蓋をした。
怒られる恐怖心から礼儀正しくなった。
自己成長のために、人が見ていない所でも気を抜かず努力してきた。人のせいにせず、自分を責めて苦しんできた。
この逆を行ってわたしのやりたかったことを叶えている(ように見える)のが腹が立つ相手だ。
相手は私がやりたかったことを叶えているけれど、同時に何かを失っている。
承認欲求が強すぎることで人から煙たがられ、
場の空気よりも自分が中心になることを優先するので、すごいね要員(すごい!と相槌を打つ暗黙の了解に従う人)にされた周りの人間は無の表情、
常識ないから話通じない、教えても無駄と周りからは教えて貰えなくなり、
仕事で失敗しても反省しないので何回も同じミスを繰り返す→この人に任せて本当に大丈夫か?と信頼がなくなる
やはり組織の中で働くとなると、自分の欲求を押し通すだけではうまくやっていけない、
結果的に仕事をしずらい環境ができあがってしまう
今の私なら、自分の欲求と周りへの配慮のバランスを取れる気がする
自分の欲求がわかった所なので、これからどうしていきたいか
心の声を聞いてみようと思う
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